うさぎママの緘黙子育て日記

~場面緘黙症&不登校&繊細な一人っ子娘が何とか生きやすくなるよう日々奮闘しています~

支援級の授業風景

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4月は完全不登校でしたが、5月から少しずつ登校できるようになり、
今週も2時間ずつ毎日登校できました!

図工、国語、算数など娘が興味あるものからの参加です。

 

図工は、娘の不安をなくすため、前日に何をするか先生に聞くようにしています。

(1回次に何をするか聞き忘れたら、前の日の晩、家で不安のため泣いてしまいました( ;∀;) そんなことでなぜ泣くの?と思ってしまいましたが・・・予定がわからないと不安な繊細娘です('ω'))

 

国語はトークゲームやなぞなぞクイズをみんなでやってから、そのあと個別に教科書を音読したり、漢字ドリルをしています。娘は学校で話せないので、黙読です。

 

算数は、百玉そろばんで1~100までみんなで数え、10の合成を(1と9で10、2と8で10など)またみんなで百玉そろばんを見ながら復唱します。

そのあと時計の見方をその子に応じて質問しながらやります。

それから個別に教科書やドリルの勉強が始まります。

 

毎回パターンが決まっているので、安心して勉強できるようです。

支援級は、1年生から6年生までみな同じクラスで勉強していますが、

その子の能力に応じてやってくれるので、ほぼ個別指導です。

 

このやり方が娘に合っていたらしく、今まで指を使って計算していたのが、

頭で計算できるようになりました。計算も早くなりました。

百玉そろばんがわかりやすいのかな。家でも購入して使っていましたが、

私の使い方が悪かったのか、あまり興味持ってくれませんでした。

さすが学校の先生、教え方が上手です!

 

理科と社会は、交流級(普通学級)に行かないと受けれません。

人が多い教室に入れない娘は、理科と社会は、自宅で進研ゼミで学習してます。

 

 

学校へ行けるようになった!!!

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最近落ち着いた時間がなく、ブログを書く余裕がありませんでした。

 

実は、不登校の娘が登校できるようになったのです!!!

 

娘は、2年生から教室に入れなくなり、放課後登校を続けていました。

3年生なって、支援級に転籍したものの、4月は行く気にならず、午前中は家で進研ゼミで勉強したり、午後からゴロゴロしたり・・・。

 

始業式は、私一人で教室に行き、教科書を受け取りに行ってきました。

かなりむなしかったです(+_+)

 

私はもう不登校を覚悟し「お母さんが勉強教えるぞ!」と意気込んだところ、親から勉強は教わりたくないようでケンカになってしまい・・・。

 

もう「お母さん知らない。勝手にしたら」と数日放置したところ、今度はひまでひまで時間を持て余すようになりました。そこで「じゃあ、学校でも行ってみようか」と誘ってみたところ、毎日2時間だけ登校することに成功しました!

 

5月は、授業が終わるまで私が廊下で待機していましたが、6月からはそれも要らないと言うようになりました。

 

少人数のクラスでほぼマンツーマンの授業です。落ち着いて勉強できているようです。

 

支援級なら安心できるようです。これからまたどうなるかわかりませんが、ひとまずよかった。ありがとうございます☺

 

 

やったこと⑩LINEオープンチャットに参加してみる

 

 

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やったこと⑩LINE オープンチャットに参加してみる

 

コロナ禍の中でかんもくネットのおしゃべり会がオンラインになりました。

その一つに参加したところ、緘黙パパさんという方が参加されていました。

そして、その方のブログを見てみました。

そのブログには、緘黙パパさんの娘さんの様子が書かれており共感することが多くありました。

 

そしてブログの下の方には LINE のオープンチャットというものがあると書いてありました。

 

LINE は今まで使っていたのですが、オープンチャットというものは知りませんでした。

 

試しに早速登録してみることにしました。

 

オープンチャットの参加方法は簡単です。

 

LINE を開いて、参加したいオープンチャットの部屋に参加するのボタンを押すだけです。

 

ここに本にもネットにもないすごい情報があるなんて思いませんでした。そしてこんなにも多くの仲間達がいるなんて思いませんでした。

 

いまこうやって心穏やかに過ごせるのもこのオープンチャットのおかげです。

 

やったこと⑨放課後等デイサービスへ通う

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やったこと⑨放課後等デイサービスへ通う

放課後等デイサービス

6歳~18歳までの障害のあるお子さんや発達に特性のあるお子さんが、放課後や夏休みなどの長期休暇に利用できる福祉サービスです。
個別の発達支援や集団活動を通して、家と学校以外の居場所やお友だちをつくることができるので“障害児の学童”とも表現されます。

・・・夢門塾 発達情報室

放課後等デイサービスってな~に? | 放課後等デイサービス夢門塾より引用

 に行った方がいいと担当医から言われて、近隣のサービスを探しました。

 

 娘は、集団だと緊張して固まってしまうので、個別で指導してくれるところを所を探しました。

 

まずリタリコという教育サービスを提供してくれる会社に聞いてみました。

litalico.co.jp

 

 

電話で聞いてみるとキャンセル待ちが3桁ということでした。空きは何年後になるか分かりませんが待ちますか?と聞かれ断ってしまいました。

 

次に聞いたところが、今通っている個人経営の放課後等デイサービスです。

 

メールで問い合わせすると、娘の状況を詳しく聞いてくれ面談することになりました。市役所からの受給証が必要だということで、市役所にも問い合わせました。

 

受給証もらうには、診断書が必要でした。

通っていた児童精神科医では、診断書は2ヶ月待ちでした。担当医に会いたくなかったのと、早く療育を受けたかったので、たまたま娘の腹痛で行った近所の普通の小児科医に、「こんな診断書書いてもらえますか?」とお願いしてみました。「いいですよ」との返事だったので、児童精神科で言われたとおりに「場面緘黙症、放課後等デイサービスの通所が有効」とその場で書いてもらいました。でもその小児科医は、「場面緘黙症って何?」って感じでしたΣ(・□・;)

 

一般の小児科医も知らないなんてー。場面緘黙症ってそんなにレアだったのか😢

診断書は、児童精神科だと2か月待ちで5,500円でしたが、近所の小児科医はその日のうちに3,000円で書いてくれました。よかった~。

 

 

市役所では、娘との面談もあり、

また相談事業所というところとも、面談や契約し、

市役所の審査を経て、2ヶ月後にやっと受給証がもらえました。

 

受給証を発行してもらうのも一苦労でしたが、 

これでようやく放課後等デイサービスに通うことができました。

 

放課後等デイサービスは週1回通うことになりました。

 

親の要望と放課後デイサービスの指導員との話し合いで、療育の内容を決めていきました。

 

もっとカリキュラムみたいなものがあると思っていたのですがほとんどオーダーメイドでした。

 

これでいいのかどうかよく分かりませんが、とりあえず試行錯誤するのみです。放デイでは、娘がやりたがっていた箱庭療法的なものをまずやってもらうことにしました。

やったこと⑧また病院へ行く

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やったこと⑧また病院へ行く

長野大学高木先生のかんもく相談室で相談してから、高木先生のアドバイス通りに、また娘を病院で診てもらうことにしました。

療育センターに、近隣の病院を教えてもらって、新しい病院に行くことになりました。

そこは療育もやっている児童精神科です。

 

2回目の診察で、WISC検査が筆談で行われました。初めて会った心理の先生から、コロナ対策で、個室のドアを少し開けて行ったため、周りの子どもの声がギャーギャーうるさい中で行われました。

あの環境だったら、普通の子でも集中できないと思います。不安感の強い娘は相当緊張したと思います。配慮が全くない病院だと思いました。

 

筆談で行ったためか、環境が悪かったせいか、それが本当の数値だからか、わかりませんが、結果は知覚推理とワーキングメモリーは平均近くでしたが、言語理解と処理速度が軽度知的障害にい近い数値でした。WISC検査の平均値もやや低め。

あまりのショックで、その後半年くらい落ち込みました。

 

それから3ヶ月に1度の担当医の診察と、心理療法を受けることになりました。

 

しかし!担当の院長先生は、診察中寝てたり、うつ病だとか脳に傷が入っているとか、言ってきました。さらに子供には見向きもしない、すぐに薬をすすめてくる、「こうなったのもお母さんがこの子をお尻ぺんぺんして叱ったからだよ」と言われ、あまりにひどいものでした😡こんな病院なんてすぐにやめればよかったのですが、心理療法を受けてみたかったので10か月ほど通院してみました。

 

心理療法は、プレイセラピーを中心としたものでした。娘はゲームを楽しんでいて、楽しそうにはしていましたが、特に変化はありませんでした。もっと長期間通えば効果があったのかなー、今でも疑問です。

 

 

放課後等デイサービス(※1)に通った方がいいと担当医に言われたので、市役所へ行っていろいろ手続きをして、受給者証(※2)を発行してもらい、通い始めました。

安心できる場所づくりなら放課後デイがあるし、担当医との診察が苦痛だったので、「遠方に引っ越すことになりました」と適当な理由をつけて、この病院はやめることにしました(あとで知ったことなのですが、院長はかなり評判の悪い先生でした😢)

今は知識を得て、いろいろ分かってきたのですが、

場面緘黙に詳しい病院や医者などは、日本国内ではほぼないようです。

やはり親がもっと勉強せねば!いい勉強になりました。

 

※1)放課後等デイサービス:6歳~18歳までの障害のあるお子さんや発達に特性のあるお子さんが、放課後や夏休みなどの長期休暇に利用できる福祉サービスです。個別の発達支援や集団活動を通して、家と学校以外の居場所やお友だちをつくることができるので“障害児の学童”とも表現されます。

・・・夢門塾 子ども発達情報室

放課後等デイサービスってな~に? | 放課後等デイサービス夢門塾より引用

 

※2)受給者証:福祉サービスを利用するために市町村自治体から交付される証明書です。放課後等デイサービスは療育手帳を取得していない児童さんでも、受給者証があれば利用することができる福祉サービスです。

 

・・・夢門塾 子ども発達情報室

「受給者証」ってな~に? | 放課後等デイサービス夢門塾より引用

やったこと⑦長野大学高木先生に相談

 

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やったこと⑦高木先生に相談

かんもくネットのおしゃべり会に参加した時に、一枚のチラシをもらいました。長野大学の高木潤野教授が、場面緘黙の研究をされていて、協力調査を募集しているというのです。私はそこで初めて高木先生という人物を知りました。家に帰ってネットで調べてみると、場面緘黙について研究されていて、相談にのってくれると言うではありませんか。

 

信州かんもく相談室 http://www.kanmoku-soudan.jp/

(2022年4月現在、このかんもく相談室の相談のみの方の新規受付は中止しているそうです。)

 高木先生が配信されている「YouTubeチャンネルはなせるTV」に、HPからおたよりの投稿すると返信がもらえるかもしれません。

2023年12月現在、高木先生は大学を辞められ、

ichirizuka-221b.jp

を開設されています。

 

メールで予約をして半年後に相談することになりました。

半年後の年末に近い頃、午後からの相談に向けて朝ゆっくりめに車で出発し、一家で長野県上田市まで出かけました。

高木先生は、HPで見たとおりとてもお優しい方でした。喋り方もとても穏やかで、私の作った娘の生育歴や今困っていること、質問などをまとめた文書を全て丁寧に見てくれました。先生は娘を否定することなく、娘の生き方を尊重して、娘が生きやすいように一緒に考えてくれました。

 

「これから、娘さんらしいことを優先させて、社会に適応していけるよう準備をしていきましょう」という言葉が印象的でした。

 

それまで私は、娘がどうしたら普通の子のようになれるかばかり考えていました。娘は、こんな母を守って、生きにくかったと思います。

 

高木先生に出会えたことで、娘を受け入れることができた気がします。娘が安心して過ごせるよう、少しずつ環境を整えていきたいと思いました。

高木先生に自閉症スペクトラムの特性が出ているので、お医者さんに診てもらい、そこからアプローチしていった方が良いと言われたので、病院を探すことにしました。

 

場面緘黙関連のとても役に立った3冊です。

↓ 主に学校での場面緘黙サポート事例がたくさん載っています。

(その子の性格によって合う事例、合わない事例があると思います。)

小学3年からの支援級の先生にこの本を一冊お貸しして、読んでもらいました。普通級の先生は忙しいので、必要なページをコピーして面談などで渡した方が効果的だと思います。

(私の失敗談:小学1年のときの普通級の先生に、一冊まるごと貸してしまいました。お忙しそうだったので、たぶん読んでもらえてません💦)

 

↓ 場面緘黙の基本が書いてあり、初めての人にもとてもわかりやすい内容となっています。

 

↓ 学校の先生にお願いして、娘のいないときにクラスで読んでもらいました。クラスの理解が深まり、みんな娘に親切にしてくれました。でも本人の気持ちを確かめてから読んでもらった方がいいと思います。
 
(私の失敗談:必死だった私は娘の気持ちを確認しないで、先生にお願いしてしまいました。娘に嫌な思いをさせていまったかもしれません💦)
 
娘の同級生のお母さんたちや身内にも読んでもらいました。
 
なっちゃんと娘は状況が違いますが、全く場面緘黙を知らない人への理解は得られたと思います。
 

やったこと⑥療育センターへ行く

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やったこと⑥療育センターへ行く

小学校に入ってから、1学期の様子を見ていました。嫌がらずに登校しているものの、全く話す様子はなかったので、県の療育センターというところで診てもらうことにしました。

 

そこでは、まず親との面談から始まりました。娘の生育歴をまとめて持ってきて下さいと言われたので、A4用紙2枚にまとめて作っていきました。その最初の面談では、二人の作業療法士の先生が、真剣に私の話を聞いてくれました。娘の生育歴を見て、「これは場面緘黙じゃないかも」と言われました💦

 

娘は、一歳ぐらいから癇癪がひどく、また偏食もひどかったため自閉症スペクトラムの特性に当てはまったのだと思います。療育センターでは診断はしないということなので、プレイセラピーをすることになりました。

 

慣れてきて話せるようになったら、発達検査をしましょうとのことでした。

作業療法士の先生には少しずつ慣れてきて、うなずきなどの返事はできるようになりましたが、半年経っても、声は出せませんでした。「ここでは話せないと検査はできません」と言われ、WISC検査はできませんでした。そして病院へ行くことにしたため、療育センターは行けなくなりました(病院へ行くときは、療育センターは行けない決まりだそうです)。

 

あとでわかったことですがWISC検査は、筆談でも検査することは可能でした。ただ筆談だと数値が低めになるそうです。

療育センターは、正確な数値を出すために、話せないと検査できないと言ったのかもしれません。

やったこと⑤病院へ行く

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やったこと⑤病院へ行く

小学校の健診で校医の先生が、娘の緘黙について、大学病院へ紹介状を書いてくれるというのでお願いしました。大学病院の発達外来というところへ電話すると1ヶ月半後に予約が取れました。大学病院ということで、これでなんとかなる!と期待していきました。

 

診察当日、予約したものの1時間ほど待たされました。担当医は女性の教授らしき人でした。

 

担当医をみた瞬間、なんとなく嫌な予感がしました。

早口で娘の生育歴を聞き出し、私が答えると、

「やっぱり」「それ想定内」「だと思った」

が口癖で、何を言ってもすべて上から目線で説教をされました。

 

こうなったのも一人っ子だからとかそんな理由でした。

結局、1時間ほど早口で自分の理論をまくしたてられ、

「こんな状態で何もできることはない」

「一応診ますけどー」

と、次の予約を3ヶ月後に入れられ、診察は終わりました。

 

こんな状態だから病院に来てるのに、何もできることはないと言われると、どうしようもなくなります。

 

困っているから、助けてほしいから、わざわざ来てるのに、一番辛いのは親なのに、説教されては、さらに心が傷つきます。

 

一人っ子だからといって緘黙になることなんてないです。兄弟が多い子でも緘黙の子はいます。

この病院はもう二度と行くことはなかったです😢

色々勉強してわかったことなのですが、場面緘黙に詳しいお医者さんは現状ではあまりいないようです。このお医者さんも、専門のことには詳しいと思うのですが、場面緘黙はあんまりご存知なかったのではと思います。親もある程度勉強してから、病院へ行くと、お医者さんも一緒に考えてくれるのかなという気がします。

やったこと④絵本を読んでもらう

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こんにちは。うさぎママと言います。 

繊細で敏感な心を持つ場面緘黙不登校娘を育てる専業主婦です。

娘がなんとか楽しく過ごせるよう毎日試行錯誤しています。

そんな日々の出来事・気づいたことを綴っていきたいと思います。



なっちゃんの声を購入し、小学1年の担任の先生に、娘のいない時にクラスメイトに読んでもらえるよう願いしました。

担任の先生は快諾してくれました。

本を読んでからは、クラスの中に理解してくれる子や、気にかけてくれる子も出てきて(女子が多かった)、みんな親切にしてくれました。

中には、よくわからなかったような子もいて、私が学校に行った時「なんで娘ちゃんは話せないの?」と聞いてくる子も相変わらずいました。(幼稚園年長の後半くらいから、私が迎えに行ったときに「なんで娘ちゃんは話せないの?」とよく聞かれていました。)

 

でも学校で本を読んでもらって良かったかどうかは未だに自信ありません。

娘が嫌がったからです。娘は自分のことを周りに知られるのが嫌だったのでしょう。でも周りの理解を得たいために、低学年のうちは親の判断で決めました。

これからは、本人の了解のもと、やっていくことを決めたいと思っています。

 

 

 

やったこと③先生に娘の現状を伝える

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そんな日々の出来事・気づいたことを綴っていきたいと思います。

 

 

娘が入学した当初、私は、かんもくネットの存在を知らず、娘の状態をどう先生に伝えたらいいかわかりませんでした。とりあえず、連絡帳に現在の状況を書き、娘に持たせました。1年生の最初なので、娘の連絡帳は、未使用のまま。娘が使う前に私がすでに10ページぐらい使ってしまいました💦

 

後で知ったことなのですが、こういう場合はA 4の紙1枚くらいに、困っていること、支援の仕方などをまとめて先生に渡すと良いそうです。

先生はとても忙しいので、簡潔にまとめることが重要だそうです。

これも「かんもくネット 役立つツール」に学校提出用文書例がありました。

かんもくネット〜Knet資料〜

 

こちらを見つけてからは、この資料を参考に、担任の先生や放課後等デイサービスの先生に渡すようになりました。

 

やったこと②かんもくネット「おしゃべり会」に参加

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こんにちは。うさぎママと言います。 

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娘がなんとか楽しく過ごせるよう毎日試行錯誤しています。

そんな日々の出来事・気づいたことを綴っていきたいと思います。

 

 

かんもくネットに登録してからしばらくすると近隣でおしゃべり会が開催されるという案内がメールで届きました。会場で交流するおしゃべり会に早速申し込みしてみました。

会場はビルの会議室の一部屋でした。中に入ると、10人くらいの方がいらっしゃいました。

かんもくネットのハンドルネームを書いた紙が机の上にあり、子供の年齢順に席を用意してくれていました。

かんもくネット代表の先生から順番に自己紹介していきました。その中で3人の緘黙経験者がいることがわかりました。あとは保護者の方です。

自己紹介のあとはそれぞれ今悩んでいることを話し、それに質問したり、答えたりであっという間に2時間が過ぎてしまいました。

一番心に残ったのは、子供の頃、緘黙だった方たちの経験談です。

みなさん元緘黙の方とは思えませんでした。普通の大人の方です。一人の方は、大人になってから、特に困ったことはないとのことでした。それまでたくさんご苦労があったと思いますが。

みなさんに共通されていることは、小学校高学年から中学校くらいで、自分から変わろうと思い、努力されたとのことでした。

今は外で話す気が全くない娘にも、いつかそんな日がくるのかなと少し希望が持てました。また同じ緘黙で悩む親御さんや経験者に出会えて、とてもうれしかったし心強かったです。

その日、代表の先生から、クラスメートの説明に「なっちゃんの声」を読むといいと教えてもらいました。小学校時代に読んでもらえば、中学校に入って、緘黙の理解者・協力者が出てくるから、ということでした。

その後、私は、「なっちゃんの声」を購入し、小学校の担任の先生にクラスメートに読んでもらいしました。

 

 

まずやったこと①かんもくネットに登録

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娘がなんとか楽しく過ごせるよう毎日試行錯誤しています。

そんな日々の出来事・気づいたことを綴っていきたいと思います。

 




かんもくネット

www.kanmoku.org

とは、場面緘黙に携わる人たちのための情報交換ネットワーク団体です。一口1,000円以上をゆうちょ銀行で寄付すると会員になれ、リーフレット掲示カードの申し込み、会員同士で交流できる掲示板と、各地で行われる「おしゃべり会」(勉強&交流会)に参加できます。

 

内容は、かなり充実していると思います。場面緘黙に関する資料(knet資料)というところに緘黙児への接し方、周りへの理解の求め方、園・学校への協力をお願いするときの文書の書き方など、私がどうすればいいか迷っていたものが、ほぼ全部ありました。

 

またチェックリストもあり、「うちの子、もしかして場面緘黙かも?」と思っている方がいらっしゃったら、病院へ行く前にSMQ-R(場面緘黙質問票)

資料・チェックリスト | かんもくネット

でチェックしてみるのもいいと思います。

 

会員にならなくても、HPを見るだけでも役に立つと思います。

 

書籍の案内も助かりました。

 

私は、かんもくネットで発行しているリーフレットを申し込み、学校の先生や近所のママに配りました。

 

さらにご挨拶・事務局紹介の"はは"さんのHP

学校で話せない子ども達のために

は、オススメです。緘黙の克服方法が、ははさんと息子さん、その仲間達の経験を元にわかりやすく絵本形式「なっちゃんといっしょに」になっています。うちは、話す意欲がなく、練習する段階にもいないので、いつか活用させてもらおうと思っています。

また子供用のリーフレットもあってプリントできるので、同じ登校班の子に配ったことあります。

 

 

かんもく活動開始!

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繊細で敏感な心を持つ場面緘黙不登校娘を育てる専業主婦です。

娘がなんとか楽しく過ごせるよう毎日試行錯誤しています。

そんな日々の出来事・気づいたことを綴っていきたいと思います。

 

 

 

幼稚園卒園近くから、娘の緘黙(話せない)状態がだんだん強くなっていきました。

そんな娘の様子を見て、私はどこに相談したらいいか、どこに行けばいいか全くわかりませんでした。今まで幼稚園の先生に相談しても、大丈夫ですよ~としか言われなかったので、外で話せないことを相談にのってくれるところがあるの?病院に行っても、どうせ「わかりません」としか言われないのでは?と思っていました。

 

●幼稚園のお別れ会の食事会で、固まってしまいみんなの中でご飯を食べられなかった。

●お友達の家に遊びに行って、固まって動かなかった。

●そろばん教室の体験に行ったが、字が書けなかった。

 

年齢とともに不安と緊張感が強くなっているようでした。

 

私は、入学前の春休みに慌てて、

市の教育センターに電話をかけてみました。娘の状態を伝えると「小学校入学すれば大丈夫ですよ」とだけ言われました。全く相談になりませんでした💦

そこで”発達の気になる子ご相談ください”と書いてあった療育センターというところに電話をかけました。療育センターは、やっと私の話を聞いてくれ、娘の様子にいろいろ質問してくれました。これで何か解決できるかもしれないとホッとしました。でもまだそのころの私は、ただの気にしすぎかも思い、療育センターには小学校の1学期の様子を見てから、7月ころから通うことにしました。

 

今思えば、様子など見ずに、早めに療育につながればよかったなと思います。それと、かかりつけの小児科医で紹介状を書いてもらい、早めに発達に詳しい大きな病院(場面緘黙に理解ある病院を探すのもなかなか大変なのですが・・・)で診てもらえばよかったなと思っています。親が早めに気づいて、早めに安心できる環境を整えてあげることが、二次障害(うつ・不登校など)や場面緘黙の早期克服につながると個人的に思います。

 

 

そして、小学校入学後、娘は、外で一切声を出さなくなりました。私はこれは場面緘黙症に違いないと確信し、ネット検索で見つけた”かんもくネット”に登録してみました。

 

www.kanmoku.org

 

 

小学校へ入学してから

 

 

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こんにちは。うさぎママと言います。 

繊細で敏感な心を持つ場面緘黙不登校娘を育てる専業主婦です。

娘がなんとか楽しく過ごせるよう毎日試行錯誤しています。

そんな日々の出来事・気づいたことを綴っていきたいと思います。

 

 


小学校へ入学してから、娘は、外では声を一切出さなく(出せなく)、無表情、たまに動くことさえもできなくなりました。

その兆候は、今振り返ると、赤ちゃん👶の頃から、たぶん産まれた瞬間から表れていたと思います。

●生後まもなくは30分おき、5か月ころまで2,3時間おきの授乳

●抱っこしていないと泣く

●オートバイの音に泣く

●家に人が来ただけで泣く などなど

 

産まれた時から、敏感で不安でいっぱいだったんだろうな。

娘がこうなったのも、

妊娠中、夫との関係に悩んだり、前職場の嫌なことを思い出しイライラしていたのが悪かったんだろうな。

夫婦ともに高齢なのが悪かったんだろうな。

私も夫も人と接するのが苦手だし、コミュニケーション苦手だし、性格が遺伝したんだろうな。

自分を責めるだけ責めました。

 

母親というのは、子供に何かあると自分を責めてしまう人も多いと思います。私もその一人でした。でもいくら自分を責めても、娘は変わりません。

私は、日々ネット検索し、図書館へ行っては関連しそうな本を読みまくりました。

そして「かんもくネット」という団体を見つけて登録し、そのおしゃべり会に参加したことから、少しずつ道がひらけてた気がします。

 

www.kanmoku.org

 

 

 

 

 

気づいたきっかけ

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こんにちは。うさぎママと言います。 

繊細で敏感な心を持つ場面緘黙不登校娘を育てる専業主婦です。

娘がなんとか楽しく過ごせるよう毎日試行錯誤しています。

そんな日々の出来事・気づいたことを綴っていきたいと思います。

 

 

 

一番最初に場面緘黙症(※1)を疑ったのは、幼稚園で初めての運動会でした。

年少のお遊戯で一人だけ棒立ち(※2)でした・・・。

帰宅後、夫がパソコンで「運動会 棒立ち」と検索すると「場面緘黙」との検索結果が出てきたと言うのです。

初めて聞いたその言葉に、私は怒りが湧きました。パソコンなんかで娘のことがわかるわけない!かわいいわが子がそんな障害みたいなものあるわけがない!と思ったのです。

 

夫が購入してくれた場面緘黙の本

「場面緘黙Q&A(かんもくネット著 角田圭子編 / 学苑社)」

「私はかんもくガール (らせんゆむ著 / 合同出版)」

を読んでも、幼稚園で笑いながら友人と遊び、その当時少しは話をしていた娘には当てはまりませんでした。 

 

幼稚園の先生に確認しても、「大丈夫ですよ。子供は成長しますから」としか言われず、その言葉を真に受けた私は、娘にちょっと違和感を感じながらも、幼稚園に通い続けるのでした。

 

 

※1 場面緘黙症・・・話す能力があるにもかかわらず、ある特定の場面では発言や会話ができなくなる状態。幼児期に出現することが多く、家族とは話せるが、学校などでは誰とも会話できず、また、他者との関わりを避けようとするなどの行動がみられる。社会に対する不安や緊張が強いために起こるとされる。選択性緘黙症。選択無言症。(goo国語辞書より引用)

 

※2 運動会で棒立ちの子がみんな場面緘黙症ということはないです。年少くらいだと、よくあることだと思います。娘はほかにもいくつか気になるところがあったので、場面緘黙症を疑っていました。