うさぎママの緘黙子育て日記

~場面緘黙症&不登校&繊細な一人っ子娘が何とか生きやすくなるよう日々奮闘しています~

お腹すいたがわからない⁉

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娘が生まれて11年間、娘に「お腹すいた」と言われたことがありません。

 

娘は、お腹がすくとイライラしだし、泣いたり怒ったり、小さいころは癇癪になったり、それはそれは大変でした💦

 

なので、娘がイライラし始めたら、主人も私もとりあえず「お腹すいた?」と聞き、何かを食べさせることが、習慣となっています。

 

でも「お腹すいた?」と聞いて「うん、すいた」と言われたことは一度もありません。

 

それが数日前の夕飯時、娘から初めて「そろそろ食べたいなー」と言ってきました。

 

(おっー!自分からごはん食べたいって言ったの初めてだ!すごい!)

(しかもお腹すいたって言わないんだ!)

 

と心の中で感動していました。

 

今まで「お腹がすいたら、お腹すいたと言ってね」と伝えていましたが、娘はそもそも「お腹がすく」という感覚がわからないのかもしれないと思いました。そして、娘にとって「お腹すいた」は「何かを食べたい」ってことなんだということに気が付きました!

 

そうすると、もしかして、今まで私が娘に言ってきた言葉は全然伝わっていなかったのかも💦と思い、いろいろ試してみました。

 

娘が何かお手伝いをしてくれたら、今まで「ありがとう」と言っていたのを、「お母さん、うれしいわ」に換えてみました。するといつもより娘がうれしそうな顔をしていました。

 

今まで「人に何か親切にしてもらったら、ありがとうと言うんだよ」と繰り返し伝えてきましたが、娘からすると意味も分からず、ただ言っていただけなのかもしれません。

私がいくら「ありがとう」といっても、何も感じていなかったかも。

 

「ありがとう」は「うれしい」という気持ちだよと説明しました。

 

「えっそうなの?」と娘。これで少し「ありがとう」と人に言う意味がわかってくれたかな。

 

それと娘は家の中で靴下を履かないので、今年の冬は、どこも行かないのに足の指に”しもやけ”ができてしまいました。

暑さ寒さも、もしかしてよくわかっていないのでは?と思い、説明してみました。

 

20℃以下だったら厚めのトレーナー着て、靴下履いて、暖房をつけてね。

20℃~25℃だったら、長袖のシャツとパンツで、冷房暖房つけなくていいよ。

25℃以上だったら、半袖の服を着て、冷房をつけてね。

 

ここまで説明しなきゃいけないの?と思いながら説明してみると、やはり娘にわかりやすかったようで、温度計を見ながら、暖房をつけたりするようになりました。

これを自作で図にして、リビングに貼りました。

 

今まで、娘のそばにいて、あれ?と思うことはいくつかありましたが、まだ子どもだから、こんなものかな〜と思っていました。でも大きくなってくると、だんだん娘に感情や感覚が抜けているように感じてきました。人や自分の気持ちもよくわかっておらず、言葉に出てこないのも納得がいきます。診断は取り消されたけど、やはりASDの特性っぽいと思うので、次回の診察で、お医者さんに再度確認してみようかなと思いました。

 

そして娘に分かりやすい言葉で丁寧に説明していこうと思いました。