うさぎママの緘黙子育て日記

~場面緘黙症&不登校&繊細な一人っ子娘が何とか生きやすくなるよう日々奮闘しています~

お腹すいたがわからない⁉


娘が生まれて11年間、娘に「お腹すいた」と言われたことがありません。

 

娘は、お腹がすくとイライラしだし、泣いたり怒ったり、小さいころは癇癪になったり、それはそれは大変でした💦

 

なので、娘がイライラし始めたら、主人も私もとりあえず「お腹すいた?」と聞き、何かを食べさせることが、習慣となっています。

 

でも「お腹すいた?」と聞いて「うん、すいた」と言われたことは一度もありません。

 

それが数日前の夕飯時、娘から初めて「そろそろ食べたいなー」と言ってきました。

 

(おっー!自分からごはん食べたいって言ったの初めてだ!すごい!)

(しかもお腹すいたって言わないんだ!)

 

と心の中で感動していました。

 

今まで「お腹がすいたら、お腹すいたと言ってね」と伝えていましたが、娘はそもそも「お腹がすく」という感覚がわからないのかもしれないと思いました。そして、娘にとって「お腹すいた」は「何かを食べたい」ってことなんだということに気が付きました!

 

そうすると、もしかして、今まで私が娘に言ってきた言葉は全然伝わっていなかったのかも💦と思い、いろいろ試してみました。

 

娘が何かお手伝いをしてくれたら、今まで「ありがとう」と言っていたのを、「お母さん、うれしいわ」に換えてみました。するといつもより娘がうれしそうな顔をしていました。

 

今まで「人に何か親切にしてもらったら、ありがとうと言うんだよ」と繰り返し伝えてきましたが、娘からすると意味も分からず、ただ言っていただけなのかもしれません。

私がいくら「ありがとう」といっても、何も感じていなかったかも。

 

「ありがとう」は「うれしい」という気持ちだよと説明しました。

 

「えっそうなの?」と娘。これで少し「ありがとう」と人に言う意味がわかってくれたかな。

 

それと娘は家の中で靴下を履かないので、今年の冬は、どこも行かないのに足の指に”しもやけ”ができてしまいました。

暑さ寒さも、もしかしてよくわかっていないのでは?と思い、説明してみました。

 

20℃以下だったら厚めのトレーナー着て、靴下履いて、暖房をつけてね。

20℃~25℃だったら、長袖のシャツとパンツで、冷房暖房つけなくていいよ。

25℃以上だったら、半袖の服を着て、冷房をつけてね。

 

ここまで説明しなきゃいけないの?と思いながら説明してみると、やはり娘にわかりやすかったようで、温度計を見ながら、暖房をつけたりするようになりました。

これを自作で図にして、リビングに貼りました。

 

今まで、娘のそばにいて、あれ?と思うことはいくつかありましたが、まだ子どもだから、こんなものかな〜と思っていました。でも大きくなってくると、だんだん娘に感情や感覚が抜けているように感じてきました。人や自分の気持ちもよくわかっておらず、言葉に出てこないのも納得がいきます。診断は取り消されたけど、やはりASDの特性っぽいと思うので、次回の診察で、お医者さんに再度確認してみようかなと思いました。

 

そして娘に分かりやすい言葉で丁寧に説明していこうと思いました。

 

 

 

 

ネコ活


最近は、猫好きで一人っ子の娘のために、猫を家に迎えようとネコ活しています。

 

ペットショップへ見に行ったり、保護猫カフェに行ったり・・・。

 

ネコばかりみていると、犬派だった夫も私も、だんだん猫派になってきました🐱

 

保護猫の譲渡会に行って、子猫ちゃんを探していたところ、スタッフの人に、

 

「はじめて猫を飼う方だと、成猫ちゃんの方が飼いやすいかもしれない・・。子猫はまだどんな性格かわからないし、好奇心旺盛でいろんなことしちゃうし、体調も崩しやすい」

 

と言われました。

 

慎重な娘は、ペットショップのガラス越しにいる猫は、どんな猫かわからないためか、全然気に入った様子はありませんでした。

 

近所の保護猫カフェで実際触れ合った成猫の一匹がとても気に入ったらしく、

 

「あの猫、かわいいー」

 

と言い、その猫ちゃんに会いに、ここ最近2、3週間に一回くらい猫カフェに通っています。

 

その猫ちゃんは、8歳くらいのオスのキジトラネコなのですが、性格がとてもおとなしく、ネコなのにネコが嫌いでいつも一匹ポツンといるそうです。お客さんからのおやつも他のネコが群がっているので、自分からおやつをもらいに行くことはないそうです。

 

”んー、娘にそっくり、さすが娘だわ!”と思ってしまいました。

 

「さあー、気に入った猫が見つかったことだし、お家にお迎えしようよ」と娘を誘ったところ、

 

「んー、お父さん3月まで忙しいんでしょ。4月に旅行も行きたいし・・・」

 

と、あれこれ言い訳をして、あまり気乗りではありません。

 

やっぱりはじめてのことに不安があるのかな。

 

家の用事はどうにでもなるよと説明をしても、旅行から帰ってきた4月がいいとのこと。

 

「そっかー」

 

と、娘の猫を飼う気持ちが固まったら、お迎えすることにしました。

 

猫ちゃんを無事お迎えして、娘の気持ちが少しでも癒されたらいいなと思います。

 

私も癒されたいです。。。

 

 

困りごとの本質

場面緘黙って、娘みたいに外で全く話せない子ばかりかと思っていたら、そうではないみたいです。

 

○友達や先生とは話せないけど、音読や日直など、決まったセリフなら話せる子。

 

○お医者さんや店員さんなど知らない人なら、普通に話せる子。

 

〇話せなくても人と交流する意欲のある子。

 

○頭の中には、たくさん話したい事はあるけど、声を出すことができない子。

 

○そもそも何を話したらいいか頭の中に浮かんで来ない子。←娘はこのタイプ

 

○人と交流したい気持ちが少なく、話す意欲があまりない子。←娘はこのタイプ

 

などなど、親の会などで聞いてきました。

 

イギリスのかんもく支援者の第一人者マギー・ジョンソンさんは、場面かんもくの症状がある子どもを5つのグループに分類しています。

 

 

 

❶場面かんもく傾向

 

❷純粋な場面かんもく

 

❸言葉に苦手がある場面かんもく

 

❹複合的場面かんもく(発達的問題や心理的問題の合併)

 

❺遅発発症の場面かんもく(学校での孤立やいじめによる発症が多い)

 

 

 

らせんゆむ著 解説/かんもくネット2015年 「私はかんもくガール」合同出版P59より

 

うちの娘は、❹複合的場面かんもくなのかなと思ってます。

 

 

今まで場面緘黙関連の本をたくさん読んできましたが、話したい意欲がある人を前提にしたものばかりでした。

 

話したいのに話せない。

 

だから、安心できる環境を整えて、スモールステップで話す練習に取り組んでいく。

 

というのが改善方法としてよく出てきました。

 

でも娘は、外で話す意欲は全くありません。人と交流したい気持ちもありません。

 

こんな状態で私は娘に何ができるのか、何をしたらいいのか、いつも迷っていました。

 

でも、この本にヒントをもらえたと思います。

 

 

発達障害のある女の子・女性の支援」(川上ちひろ・木谷秀勝 編著 2019年金子書房)です。

 

女の子の自閉症スペクトラム事例がたくさん載っていました。

 

その一つの「当事者の立場から」という体験の一節が娘に合っていると思いました。

 

 

 

自分にすきなものがあり、それを表現し認められる経験があって初めて他者や集団への関心が生まれ、コミュニケーションに工夫が生じ、社会性が育っていきます。モチベーションに支えられたコミュニケーションや社会性でなければ、自分のものとして使いこなすことは難しいことをたくさん経験しました。

 

川上ちひろ・木谷秀勝 編著 2019年「発達障害のある 女の子・女性の支援」金子書房P112

 

 

 



 

好きなものをベースにしてというのは、今までもやってきましたが、「それを表現し認められる経験」というのを初めて知りました。

 

 

 

(娘がデジカメで動物や風景の写真を撮ることを楽しみにしているとスクールカウンセラーの先生に話したところ)「娘さんが撮った写真をリビングなどに飾って家族で褒めていかれるといいですよ」と言われたことがあったので、これだ!と思いました。

 

 

 

娘が人と話す気持ちがないのは、人に興味が薄い、コミュニケーションが苦手な特性がベースだと思うので、場面緘黙の本には、話す気持ちのない人のことは詳しく書かれていないわけです。

 

今までは、不安だから外で話せないとばかり思って、話せないことばかりに注目していましたが、それは表面に出ている困りごとの一部であって、娘の場合、問題の根っこは、人とのコミュニケーション障害にあると思います。

 

 

娘の場合、何を話していいのかわからない。

自分だけ置いていかれているような不安。どうしていいかわからない恐怖。

些細なことでパニックになる娘を見ていて、娘の心境を感じるようになりました。

 

幼稚園時代からの集団行動はとても怖かったと思います。小学校でも、恐怖の中で過ごしていたと思います。その気持ちを自分でも、よくわからず、親に言葉で伝えることもできず、娘は苦しかったと思います。

 

娘が不登校になり、まだまだかもしれませんが、やっと娘の特性や気持ちに近づけたと思います。

 

こういう娘の状況に、外部の人が気付くのは相当難しいと思います。似たような特性を持った方だと、もしかしたらわかるかもしれません。

 

外から見ると、娘は、何も問題ないおとなしい、いい子に思われてきました。

でも心の中は、恐怖と不安で満たされ、集団の中に行くだけで、疲れきっていたと思います。

 

表面)先生の指示に従えている。

 → 内面)周りを見て、必死に合わせていた。

 

表面)勉強に問題ない、宿題はしっかりやる、忘れ物はない。

 →内面)やらなければと思い、恐怖と緊張の中で、能力以上にがんばっていた。

 

表面)困っていても、助けてと言えず、表情にも表せない。

 →内面)先生からは大丈夫だと思われてしまう。結局誰も助けてくれず、心のなかではパニック状態。

 

がんばればできてしまう子は、問題ない子と見られてしまい、先生は他の手がかかる子の方に行ってしまう。

 

こんなのが日常だと思うと、不登校を選ぶ娘の気持ちがわかります。

 

ようやく、娘の困りごとに気づいてからは、外で話さないことがあまり気にならなくなりました。

 

話す話さないよりも、娘が自分の気持ちを表現でき、生きやすくなることが大事だと思うようになりました。言葉じゃなくても、気持ちを表現できればいいと思います。

 

最終的には、話せるようになれれば一番いいのですが、まずは娘が自分らしく、困ったときは人に伝えることができ、そして好きなものに囲まれ、自分に自信を持って生きていくことが目標だと思います。

 

そのために私ができることは、娘の好きなものを一緒に見つけて、それを家族や他人から認められる機会をたくさん作るようにすることかなと思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

知能は伸びる!?


このたび能登半島地震で被害を受けられた方々に心よりお見舞いを申し上げます。私の金沢の実家も、震度5強の揺れがあり、大きな被害はなかったものの、余震があるたびに家族は怯えているようです。どうか皆様が1日でも早く元の穏やかな日々に戻れますよう、心より願うばかりです。

 

さて前回の児童精神科の受診の様子と、その後に起こった娘の変化をつづります。

 

軽度知的障害の判定を受けてから、かかりつけの児童精神科を受診したときのことです。

 

このクリニックは、親のペースで受診をすることになっていて、困りことがある度に、電話で予約して、お医者さんに相談することになっています。

 

心理検査などは行っていない、相談がメインのめずらしい?クリニックです。なので毎回30分から1時間くらい話を聞いてくれます。

 

私は一年に二回くらいのペースで受診しています。

 

娘は初回だけ一緒に行きましたが、それから「もう行かない」と言うので、あとは母親の私だけで病院へ通い、アドバイスをもらっています。

 

今回は児童相談所で軽度知的障害と判定されたと伝えると、

「それは気にしなくていい、今後興味があることが出てくると、知能は伸びます」と言われ、予想外の言葉に私は戸惑ってしまいました。

 

娘は軽度知的障害じゃないの?知能って伸びるの?よくわからなくなりました。

 

「場面緘黙のある子がやりたくもない心理検査で回答をしても、本当の知能は測れないし、やっても意味のないことだ」とも言われました。

 

児童相談所で軽度知的障害の判定を受けてから、頭が真っ白になり、ずっと悩んで落ち込んでいたけど、そんな必要なかったの!?

 

それから、担当医のアドバイスに半信半疑ながらも、娘の興味ありそうなことをいろいろやってみることにしました。

 

図書館で娘の興味のありそうな本を借りてきて、リビングに置いておきました。娘は、興味がありそうなものを選び、どんどん読むようになりました。

 

また娘は、ものづくりが好きなので、私が、ネットでハンドメイドのワークショップイベントを見つけると、一緒に出かけるようになりました。

 

娘は、そんなイベントが楽しみになったようで、時には電車で2時間かけ出かけたこともあります。

 

好きなハンドメイド作家さんの作品欲しさに、お手伝いをがんばってお小遣いを貯めるようになりました。

 

最初は知らない人と接するのに、オロオロと心配そうな顔をしていましたが、回を重ねるごとにだんだん慣れてきて、声は出しませんが、うなずきで返事をし、堂々とワークショップに参加したり買い物できるようになっていきました。

 

そんな日が半年くらい続いたある日、たまたま大学のランキング特集をやっているテレビ番組を見ていると、娘が「わたし、頭のいい大学に行きたい!」と言い出しました。

 

えっー!ついこの間まで、勉強なんて大キライ!って言っていたのに、どうしたの!?

 

またまた私が仰天してしまいました😳

 

それから大学のパンフレットを取り寄せたり、学園祭に行ったりして、結局、娘は、美術系の学校へ進学したいと希望が固まり、その後コツコツ勉強に励んでいます。

 

そして小5の今では、中学生向けの本や大人向けのエッセイなど読むようになりました(算数は今でも大丈夫かなって感じですが💦)

 

幼稚園のころは、絵本が嫌いで、読み聞かせも嫌がってできませんでした。小1の音読の宿題は泣きながらやり、小4まで文字が嫌いで、活字の本なんて読んだことがありませんでした。それなのに…今は、こども新聞を定期購読し、本が好きと言って1日中読書しています。

 

普通の新聞も眺めるようになり、毎日、新聞で父親と株価とテレビ欄をチェックするようになりました(読めているかはわかりませんが・・・)。

 

1年前に軽度知的判定を受けたのに、娘の成長に驚くばかりです。担当医の言う通り、興味のあることから、本当に知能は伸びるのかもしれません。

 

これからどうなるかわかりませんが、娘の「好き」をどんどん伸ばしていこうと思います😊

 

 

 

 

 

 

自閉症、知的障害じゃなかった!?

 

約一年ぶりにブログを書きます。

 

この一年、ブログを書くことに戸惑っていました。

 

母の日記として、また同じ悩みを持つ人のためにと思って書いていましたが、

娘の気持ちを思うと筆が進まなくなっていました。

娘は自分に障害があると思っていません。それなのに母が勝手に、

娘の特性を記事にするのはどうだろうと思っていました。

 

ところが先日、定期的に行っている児童精神科の先生に

「娘が自分の特性を認めようとしないんですよ」と言ったところ、

「娘さん自閉症、軽度知的障害ではありませんよ。

私、そんなこと一言も言っていませんよ!」

と言われました。

 

私;「えっー、えっー、どういうことですか!?」

 

医者;「娘さんは、名前をつけようとすると医学用語ではないのですが、

HSP ハイリー・センシティブ・パーソン

(ひといちばい繊細な人)と言います」

 

私;「えっ・・・(娘は鈍感なところもあるし、HSPともちょっと違うと思うんだけどなー)」

 

それ以上何も言えず、モヤモヤしながら家に帰ってきました。

 

そういえば、この先生には自閉症、知的障害と言われたことはありませんでした。

以前かかっていた病院で、「自閉スペクトラム症」と診断され、その病院のWISCの結果が境界知能で、児童相談所の知能検査の結果も軽度知的障害でした。

 

不安の強い娘は、緊張のあまり、検査に答えることができなかっただけかもしれません。しかも緘黙症状があるので、結果は低く出ます。

 

娘はあまり感情表現をしないので、人に関心がないように思われたかな。

簡単な計算に時間がかかるのは、学校に行ってないから?

WISC検査の結果は何だったの?

 

次々と疑問が頭に浮かび、結局よくわからなくなってきました。

 

今まで悩んだのはなんだったんだろう?

 

もう訳が分からなくなってしまったので、

 

これからは、繊細な娘のホームスクール日記として、

 

やってよかったことなど、ブログにあげていこうと思いました。

 

これからもどうぞよろしくお願いいたします。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

お昼ご飯作りに挑戦!


小学2年から突然不登校となった娘。

 

学校に行かなくなってから、お昼ご飯は、毎日家で食べることになりました。

 

お昼ご飯に、簡単なパスタ、カレー、焼きそばなどを出していたら、

「もう飽きた。パスタいや、カレーいや、やきそばいや」と娘に言い出され・・・😡

 

私もメニューが思いつかず、「それなら一緒に考えて作って」と言ってみると、

「わかった」と言われ、一緒に作ることになりました!

 

娘はご飯がいいというので、

おかずに目玉焼き、冷凍ギョーザ、麻婆豆腐を一緒に作っていると、

娘は、大体一人で作れるようになりました!

 

これはいい感じ!

 

お米研ぎ、野菜切り、片付けの皿洗いもだんだん慣れてきたようです。

 

お料理の作り方も、パッケージの後ろに書いてある説明を自分で読むことができるようになってきました。

 

計量カップや計量スプーンの測り方も上手です。

 

でも料理は好きじゃないと言っています💦

 

毎日のメニューを考えるのが私のストレスでした。お昼だけでも考えなくてよくなって、よかったー☺

 

娘の将来の自立に向けて、家事力をつけていきたいです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

いままで娘を傷つけてばかりだった!?


最近気が付いたこと。

 

今まで私や夫は、

娘のマイナスな言葉に対して、優しいつもりの言葉をかけていました。

 

ごはんをこぼしただけで

娘)「私、もうだめ〜」  →  親)「それくらい大丈夫、大丈夫!」

 

 

出かける予定時間が5分遅れただけで(到着時間には余裕で間に合うのに)

娘)「もう終わりだ〜」 →  親)「大丈夫、間に合うから」

 

 

娘)(勉強がわからなくて)「私はバカだから」 →  親)「そんなことないよ。」

 

 

娘)「友だちなんてできない」  →  親)「そんなことないよ。きっとできるよ。」

 

 

娘)「私、運動神経悪いから」 →  親)「そんなことないよ。」

 

などなど。

 

なんとかネガティブワードをポジティブに切り替えようとしていました。

 

実際、このような言葉がけで娘がいい方向に切り替わったことはありません。

 

こんなとき、なんて答えたらいいのかいつも悩んでいました。

 

 

もし、私が娘だったら、なんて言われたいか?想像してみました。

 

 

本気でもうだめだと思っているときに、大丈夫、大丈夫なんて言われたら、自分を否定されたように感じるかも。

 

今まで娘のためと思って言っていた言葉が、逆に娘を傷つけていたかもしれません。

 

 

まずは娘の気持ちを受け容れる方がいいのかなと思いました。

 

 

娘)「もう終わりだ〜」

  → 親)「そうだね〜終わりだね。」

 

 

娘)「私はバカだから」

  → 親)「そうだね〜バカだよね。」

 

 

娘)「友だちなんてできない」

  → 親)「そうだね〜友だちなんてできないよね。」

 

 

娘の気持ちをそのまま受け容れるとこうなる。これじゃ違うと思うので、親は、娘の気持ちを理解しようとしていることと、具体的に大丈夫な理由を伝えられたらどうだろう?

 

 

娘)「もう終わりだ〜」

 → 親)「そうなんだね。もう終わりだと思っているんね。でも時間はあと1時間あるし、充分間に合うから、大丈夫だと思うよ。」

 

 

 

娘)「私はバカだから」

 → 親)「そうなんだね。自分でバカだと思っているんだね。でもあなたは真面目で頑張り屋さんで、お昼ご飯も自分で作れてすごいよ。勉強は苦手かもしれないけど、勉強より大切なことがたくさん出来ていて、お母さんはあなたのこと誇りに思うよ。」

 

 

娘)「友だちなんてできない」

 → 親)「そうなんだね。自分で友だちできないと思っているんだね。でももしお母さんがあなたと同じクラスだったら、面白くて絵の上手なあなたと友達になりたいと思うな。気が合う子は、必ずいるし、いつか出会えるよ。」

 

こんな感じだったら娘は納得して安心できるかな。

 

周りの状況を予測しにくく、不安が強い娘が安心できるような言葉なんて、なかなか思いつかず、難しい。。。

 

とりあえず、やってみるしかないです。

 

失敗してばかりですが、失敗して当たり前だと思い、

試行錯誤ながら、娘に合う方法を見つけていくしかないなといつも思います。

 

 

この本のおかげで娘のネガティブな言葉を肯定的に受け止め、さらに前向きな言葉に置き換えて声掛けできるようになりました。

 
 
↓ 以前書いた、本の感想がこちらです。

 

 

娘の短所を長所に言い換えたい時のアイテム。自分のいいところも見つけられます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

特別支援教育をホームスクールで


最近、娘に合った勉強方法がやっと分かった気がします。ホームスクールというか、一日の過ごし方が親子ともわかってきました。

 

娘は、昨年の小3あたりから、年齢相応の勉強についていけなくなりました。

 

不登校のせいか、知的な問題なのかよくわからなかったので、私はせめて勉強だけはと思い、せっせと同学年の内容を娘に勉強させていました。

 

娘は、わからない勉強にイライラして泣き出し、それに付き合う私もヘトヘトでした。

 

「勉強なんか大っ嫌い。」「私はバカだから。」と言い始めたのもこのころです。

 

「じゃ、勉強なんて無理にしなくてもいいんじゃない?」と言ってみると、娘は「えー、そしたら私は何をしたらいいの?」と逆に不安なようでした。

 

 

 

いろいろ調べてみると、

勉強に自信のない子が、勉強嫌いを克服するには、レベルの落とした問題(例えば、算数だったら1+1)から始めて、スモールステップで自信をつけるのが一番の近道ということを聞きました。

 

それなら、現在の学年の勉強は一旦止めて、小学1年生の問題からやってみようと思い、無学年式で勉強できる教材を調べてみました。

 

すると今使っているチャレンジタッチで、

無学年学習式の 「AI 国語算数トレーニング」が今年(2022年)4月からスタートしたことを知りました!

 

sho.benesse.co.jp

 

しかも追加受講費0円!

 

毎日チャレンジタッチを開いていたのに、そんな機能が追加されなんて全く気づきませんでした😆今までやっていたのは、学年相応の勉強のメインレッスンだけです。

 

よく見てみると画面の下の方に、その AI アプリがありました。

 

「計算集中」、「図形・数・量」、「漢検対策」、「語彙読解」というジャンルがあり、それぞれ1年生から6年生の学年ごとにレッスンがあります。1レッスンは、1年生の問題だと、2,3分でできてしまいます。

 

「すごい!よくわかっているね!計算も早い」

 

褒められるところは、どんどん褒めるようにしています。娘もガッツポーズ✊!

 

4つのジャンルを一日1レッスンずつやるので、解説動画の時間も含めて大体15分で、一日の国語算数の勉強は終了です。

 

 さらに、この「AI 国語算数トレーニング」のいいところは、間違えても 「ほんとう?」と聞いてもう一度チャンスをくれるのがうれしいです。

 

間違えることを極端に嫌がる娘には、とても合っています。

 

この夏に、年中から5年間習っていた英語教室も、ついていけなくなり、やめてしまったので、

国語算数のあとは、チャレンジイングリッシュという、これもチャレンジタッチについている追加受講費不要の英語レッスンに、トライしています。

 

www.benesse.co.jp

 

こちらもなかなかすぐれものです。

 

「聞く・読む・話す・書く」がすべてアプリ一つででき、話すときは、画面に向かって話すので、場面緘黙のある娘には抵抗がないようです。

 

「話す」では、ワンフレーズずつ自分の声を録音します。最後にネイティブのお兄さんと自分の声が、画面の中で会話しているように再生されるのがおもしろくて、娘は気に入っています。

 

これで人と話すことに慣れていけたらいいなー。

 

チャレンジタッチのおかけで、家庭学習がスムーズになりました。内容ではなく娘の「できた!」という達成感を大事にすることにしました。

 

チャレンジタッチのあとも、まだ時間があるので、プリント学習をしています。

 

kyozaisupport.com

 

迷路しながら計算したり、暗号を解いたり、クイズのように勉強できるので、楽しくやってます。ワーキングメモリーを鍛えたり、ビジョントレーニングになるものもあります。

 

家庭で特別支援教育ができないかと探していたら、無料でとてもよい教材がありました。

 

トータル1時間弱の勉強です。

勉強が終わると、娘はマンガを読み、お昼ごはんを私と一緒に作り、食べて、午後からは好きな絵を描いて、のんびり過ごしています。

 

娘のペースで、好きなことだけして一日を過ごしていると、不登校が始まったときとは比べものにならないほど、娘は穏やかに過ごせるようになりました。

 

がんばらないを目標に毎日を過ごし、娘の心が充電し、いつか外に羽ばたけるように・・・と思います。

 

↓ ちょっと前のものだけど、娘がよく読んでいるマンガ。思春期の女の子の「あるある」のお悩みが面白く描かれています。思わず吹き出してしまう時も。友達がいない娘のお悩み解決になればと思い買いました。

 

 
 
↓ 絵が多く、文字が少なくて読みやすい!猫好きな娘のお気に入りです!
 これも面白くて笑っちゃいます!
 

 

 

 

↓定番です。これが1番読みやすそう。何回も読んで笑ってます。

 

もしも普通の子だったら


もし娘が、普通の子だったら・・・と想像してしまう時があります。

 

普通に学校へ行けて、友だちもいて、普通に話せて、運動も勉強もそれなりにできて・・・。

 

そうしたら私も普通にパートに出て、たまにママ友らとお茶会なんかしたりして・・・

 

そして、娘にはみんなと同じようにしなさいと言い、塾に行かせ、中学受験や大学受験などさせていたと思います。

 

たぶん私は、学校や先生の悪口、夫の悪口、ママ友のうわさ話など文句ばかりだったと思います。

 

そんな自分と、

障害のある不登校児を持ち、もう周りの人達とは話が合わず孤立した今の自分、

どっちの自分が好きだろう?と自問自答してみると、私は、今の自分が好きです。

 

「みんな同じじゃなくていい」

「学校なんて行かなくていい」

「自分らしく楽しく生きていくことが大切」

 

なんて考えは、世間一般とずれてしまうけど、こんな考えができるようになった自分が今は好きです。

 

私をこんな風に変えてくれたのは、娘です。

 

みんな当たり前に学校を出て大人になって生きているんじゃない。

世の中には色んな人がいて、みんな生きていること自体が奇跡の連続なんだと気づかせてくれたのも娘です。

 

娘に「お母さんは、あなたのおかげでいろんなことに気がつけたよ。お母さんのところに産まれてきてくれてありがとう」と、伝え、いい感じになるかと思ったら。

「お母さんは、そう思えていいけどね・・・」と言われてしまいました💦

 

そうだね。お母さん一人だけ感謝していても、あなたの人生変わらないよね。

 

ごめんねとしか言えませんでした😢

 

娘に幸せになってもらい、いつか娘自身が感謝できる日がきますように。。。

 

母は祈り続けます🙏

聴覚過敏への対応


娘は現在10歳。聴覚過敏があり、車やバイク、ドライヤー、掃除機、トイレの流す音など大きな音が苦手です。

 

幼稚園までは、全然大丈夫だったのに、小学校に入ってから顕著になりました。

 

小学校に入学してから、トイレの流す音が怖くて学校のトイレに行けなくなり(トイレに行きたいと先生に言えないのもあり💦)、二回おもらしをしました。髪を乾かす時はドライヤーの音に、外を歩く時は車の音に耳を塞ぐようになりました。そして、このころから美容院や公衆浴場に行けなくなりました。

 

そこで対策として、耳栓とイヤーマフを試してみました。

 

耳栓は、小学1年当時、自分でうまくつけられず、つけてもすぐに外れるため断念。

 

お店で探しても子供用のイヤーマフはなく、ネットで購入することにしました。

娘が使うかどうかわからなかったので、とりあえず安くて、

折りたたみ式の軽量のものと、重いけど防音効果の高そうなものを買ってみました。

 

 

実物が来てみると、どちらも耳に当てようと開く時に結構な力が要ります。

かなり固い。しかも耳に当ててみると、頭がぎゅっと押さえつけられる感じです。

これは長時間は無理だわ。

 

実際、私が付けてみると、音はある程度やわらぐけど、会話やテレビの音は聞こえる。重いものの方が、防音効果あり。でも重いものは、10分くらいしていると頭が痛くなる。軽い方がやっぱりいい。

軽いものでも、少しは音がましになるから娘にはちょうどいいみたい。

 

折りたたみ式の軽いものを学校や外出用にして、防音効果の高い重いものは家でのトイレ用にしてみました。

 

折りたたみ式の方は、イヤーマフを装着しようと広げると、耳パッドがくるくる回って娘はやりにくそう。急に車が来た時に、慌ててつけようとしても、サッとつけられず、娘はイライラしていました。

 

でも学校のトイレは、イヤーマフのおかげで、なんとか行けるようになりました。イヤーマフをトイレに持って入るのははずかしいというので、ポーチに入れて、先生に相談してから持って行かせました。

 

そして・・・イヤーマフを使い始めて3年、折りたたみ式の方は、耳パッドとヘッドを繋ぐステンレスの部分が外れ、耳パッドもはずれ、中のウレタンがでてきてしまった😖

 

なので、新しいものは、折りたたみではなく、軽く、耳パッドとヘッドの繋ぎの部分はステンレスではなくヘッドと一体になったプラスチックのものを選びました。

 

これが今は快適そう。すぐに装着できるし、そんなに頭が痛くならない。

防音効果は完全じゃないけど、娘はこれで満足そう☺

 

よかった、娘に合ったものが見つかって。

でもイヤーマフはどうしても目立ってしまうので、

もう少し大きくなったら、デジタル耳栓というものを試してみようと思っています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

もう限界かも!


2年前、娘が突然不登校になってから、娘が安心して過ごせるよう、付き添っています。

学校へ少しでも行けていたときは、日中の登校や放課後の登校に付き添い、今年4月から完全不登校になってからは、午前は勉強を少し一緒にして、あとは何をするわけでもなく、ただ隣にいます。

夫もしばらく在宅ワークだし、仕事をしようとしたのですが、娘が「仕事はしないでほしい。そばにいてほしい」というので、そうすることにしました。

 

平日の日中、娘と二人でずっと家にいると、気分が落ち込んできました。

療育に通っていたときは、療育の先生に話を聞いてもらえたり、療育を待っている間に、他のママさんたちとお話していました。気持ちを分かり合える人たちと話すことで、精神的にとても助けられていました。

でもその療育も、さらに年中から5年間続けていた英語教室も、突然辞めると娘が言い出し(理由は聞いてもはっきり言わないまま)、だんだん母娘で孤立してきました。

娘は家にいることで安心して、楽しそうなので孤立しているのは私一人だけかも・・・。

 

軽度知的障害の判定を受けてから、さらに物事を悪い方ばかりに考えてしまいます😢

 

「このまま引きこもりになったらどうしよう」

「大人になってあの子が詐欺や犯罪にあったらどうしよう」

「私が早死にしたらあの子はどうなるんだろう」

 

いかん!このままでは私がつぶれてしまう!私がおかしくなりそう!

 

これまで娘のメンタルばかり気にかけていて、自分のことなんてあまり考えていませんでした。

 

不登校発達障害の親のケアって大事です。

 

今までなんとなく私は大丈夫と思っていたところがありました。

 

でもやっぱり全然大丈夫じゃないです。もっと悩みや気持ちを吐き出さないといけないと思いました。

 

夫は、娘の障害を受け入れていないので、聞き入れてもらえず、相談にならない。児童精神科の医者もアドバイスはくれますが、自論ばかりで私の話を受け止めてくれる様子はないです。

親兄弟や自分の友達には、私や娘の気持ちなんてわからないだろうし、近況報告するくらいにしてます。場面緘黙自閉症、知的障害など身内に伝えようとしていますが、なかなか理解を得るには難しいです。特に場面緘黙は難しい!なんで話せないの、気持ちがわからないと言われたことがあるので、私の気持ちを吐き出すことなんてできない。

 

幼稚園からのママ友には絶対言いたくないし、言えない。

 

ママ友って話がすぐ変な方向になって噂になるし、普通に学校に通っている定型の子の話を聞くだけで、娘との違いを見せられ、今の私は傷ついてします。

 

知っている人には話したくないので、以前親の会の仲間から教えてもらった大学の心理カウンセリングを利用してみました。

 

電話で予約し、4カ月ほど待ち、郊外にある大学キャンパスへ向かいました。

広い敷地にびっくりしましたが、大学構内の地図を見ながら、心理カウンセリングセンターのある白い建物を見つけました。

相談料2,200円を支払い、90分間、初回は公認心理師の先生が私のお話、娘の成育歴についてひたすらじっくり聞いてくれました。

 

大学なので、心理士を目指す学生の教育や訓練も兼ての実習機関とは理解しているのですが、話を聞いてもらえるだけで、救われた気がしました。大げさかもしれませんが、私は自分の気持ちを言っていいんだという、存在を認められた気がしました。

 

逆に言うと、私はいつも子供優先、他人優先で自分の意見を無意識に抑えていたのかもしれません。

 

娘のプレイセラピーも並行で行ってくれるというので、次回は外に出たがらない娘を説得して連れていこうと思いました。

 

プレイルームには、娘の好きなシルバニアのおもちゃや、箱庭、他にもボールプールやおままごとセット、ボードゲームなどがたくさんあったので、娘が気に入ってくれるといいなと思います。

 

まさか軽度知的障害!

1学期、小学校の保護者懇談会に行った時。

担任の先生から手帳についてお話があり、中学生になってからは療育手帳は取りにくい(うちの自治体の場合)ということを聞きました。

 

これから進学の際、特別支援学校高等部を選択する時、療育手帳を取得しようと考えていましたが、急遽、小学生の今のうち申請することにしました。

 

小学2年の時に児童精神科で受けたWISCの結果がIQ78(筆談で行ったため、正しい数値でない可能性ありと心理士より言われています)。

 

うちの自治体は、療育手帳はIQ70以下で取得可能とのこと、でも最近はIQが70より多少高くても、発達障害があれば取れるケースもあると療育先や相談員さんから聞いていました。

なので、IQは70よりはちょっと高いかもしれないけど、発達障害ということで療育手帳が取れないかと思い、申請することにしました。

 

療育手帳は、児童相談所で田中ビネー知能検査で行いました。通常は検査者と子供の一対一で行うようですが、不安がる娘のため、母子同伴で実施してもらいました。

 

時間は1時間半かかりました。

 

娘は外で話せないと伝えてあったので、筆談できるように、紙とペン、指であいうえおがさせる文字ボートが用意されていました。

 

でも、娘は緊張からか、筆談は全くできず、簡単な問題でも答えられないものもいくつかありました。

 

積み木をお手本と同じように並べたり(これはできました)、

くだものや車の模型に「これはなんですか?」と聞かれ、無反応、

この本のチューリップとちょうちょどちらが何個多いと聞かれ、また無反応。

 

大人でも回答に迷うような難しい質問もありましたが、全体的には、文字ボードを指差して答えられており、初めての場所と人で、よく頑張ったと思います。

 

その結果、娘はIQ62でした。

軽度知的障害と判定され、療育手帳が交付されることになりました。

 

小学1、2年生のころはテストでよく100点も取っていたので、まさか軽度知的障害と判定されるとは思ってませんでした。

 

療育手帳を申請に行ったので、取得できてよかったものの、(IQ70くらいはあると思っていた)予想外の娘の知能の低さにショックでした😨

プチパニックになり児童相談所の検査者の方に「これからどうしたらいいんでしょうか?」と、ヒアリングのあとに相談に乗ってもらいました。

 

検査者の方には、緘黙で、本来のやり方と違うため、正確な数値は測れませんと言われました。本当はわかっていても検査に答えられない(無言・無反応)のもわからないとの判定になりますとの事でした。

 

それならやはり不安と緊張の強い緘黙の子は、数値は低めに出てしまう。

 

本当に軽度知的障害かどうかはわかりませんが、年齢の割に幼くよくわかっていないなと思うところがあるので、その可能性も多々あります。

 

親亡き後、娘が一人で自立していけるよう、軽度知的障害であることも視野に入れていろいろ準備していこうかなと思います。だとすると、療育手帳を申請してみてよかったと思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

全く学校へ行かなかった4年生の1学期




4年生になって、とうとう一回も学校に行かず、夏休みに入ってしまいました。

 

家にずっといると、私も娘も夏休みが始まったことさえ気づきませんでした笑

 

でも学校へ行かなくなって、娘はとっても元気になってきました。

 

勉強は無理せず、今は1、2年生のものを毎日チャレンジタッチで、1時間だけやっています。夏休みの宿題も、担任の先生に「今はできる状態ではないです」と断りました。

 

最近はカメラで写真を撮ることに興味を持ち、花や動物、建物などの写真を撮りに、家族でいろんなところへでかけるようになりました。

 

動物園、植物園、公園、博物館などに行って、たくさんのものをカメラにおさめました。

 

娘は、せっかく通っていた放課後等デイサービス2か所をやめると言いだしました。

 

原因は聞いても言わないし、本人もよくわかっていないのかもしれません。

 

娘が楽しめないなら、療育は無理に行かなくてもいいと思ってます。

 

スクールカウンセラーの先生に言われたように、今は娘がワクワクするものをたくさん見つけていきたいと思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

新学期が始まったけど・・・


新学期が始まって、もう1か月半くらい経ちます。

今年度は、娘はまだ一回も学校に行っていません。

始業式の前日、下見に行くと担任と約束していたのですが、

直前に泣き出してしまい、中止しました。

 

4月は、提出物が多く、親の私が週一くらいで行っていましたが、

5月は、私も学校へ行く用事も気力もなくなり、ほぼ学校には行っていません。

担任からの連絡もなく、学校とのつながりはなくなりつつあります💦

 

不登校で、親が何も言わないとこんなものかなー?

 

娘は学校へ行く気は全くなく、私も娘が学校へ行って辛い思いをするのなら

家で過ごしたほうがいいと思っています。

学校の勉強も大嫌い!というので、今は無理にやっていません。

 

なので、担任と何を話せばいいかわからなくなり、こちらから学校へ連絡することも

ほぼなくなりました。

 

今度スクールカウンセラーさんと話をして、不登校の子の学校(担任)とのつながり方を相談してこようと思います。

 

学校に無理して行かなくていいと思うけど、いつでも復帰できるようにつながりはほしいなと思っています。

 

 

なんとかなるさ~

f:id:kanmokukosodate:20220404201139j:plain

年末から体のだるさが取れず、なかなかブログを書ける気にならず、

しばらくお休みしていました💦

 

もう4月なのに、今年初ブログになります。

 

午前中は娘の勉強を見て、午後から放デイや放課後登校に付き添い、一日中娘を見ていると、あっという間に一日が終わり、疲れていました😖

 

週末、主人に娘を預け、自分の時間を持つようになってから、元気になったかなー。

 

不登校発達障害・・・子供のケアはしてくれるけど、親のケアしてくれるところもほしい😢

 

娘が突然不登校になってから、もうすぐ2年になります。

 

娘は不登校のまま、小学3年から4年に進級することになりました。

 

特別支援学級在籍なので、クラスや担任は変わらないのですが、

机やくつ箱の場所が変わると不安だと言うので、

先生に頼んで春休みに一度学校へ見に行くことにしています。

 

最近は親子で不登校ライフにも慣れ、私はこのままでもいいか、なんとかなるさっ~という気持ちになってきました。

 

娘は学校へは行かない!外では話さない!と言っているので、そんなに状態は変わっていないのですが(+_+)

 

家で楽しく過ごしている娘を見ていると、娘に合った生き方を探していけばそれで充分幸せなんじゃないかなーと思えてきました。

 

 

 

最近親の会のメンバーに教えてもらった本です。

とてもわかりやすく場面緘黙を初めて知る人におすすめです。

ぜひ学校・園の先生や支援者の方に読んでほしい一冊です。