うさぎママの緘黙子育て日記

~場面緘黙症&不登校&繊細な一人っ子娘が何とか生きやすくなるよう日々奮闘しています~

やったこと⑦長野大学高木先生に相談

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やったこと⑦高木先生に相談

かんもくネットのおしゃべり会に参加した時に、一枚のチラシをもらいました。長野大学の高木潤野教授が、場面緘黙の研究をされていて、協力調査を募集しているというのです。私はそこで初めて高木先生という人物を知りました。家に帰ってネットで調べてみると、場面緘黙について研究されていて、相談にのってくれると言うではありませんか。

 

信州かんもく相談室 http://www.kanmoku-soudan.jp/

(2022年4月現在、このかんもく相談室の相談のみの方の新規受付は中止しているそうです。)

 高木先生が配信されている「YouTubeチャンネルはなせるTV」に、HPからおたよりの投稿すると返信がもらえるかもしれません。

2023年12月現在、高木先生は大学を辞められ、

ichirizuka-221b.jp

を開設されています。

 

メールで予約をして半年後に相談することになりました。

半年後の年末に近い頃、午後からの相談に向けて朝ゆっくりめに車で出発し、一家で長野県上田市まで出かけました。

高木先生は、HPで見たとおりとてもお優しい方でした。喋り方もとても穏やかで、私の作った娘の生育歴や今困っていること、質問などをまとめた文書を全て丁寧に見てくれました。先生は娘を否定することなく、娘の生き方を尊重して、娘が生きやすいように一緒に考えてくれました。

 

「これから、娘さんらしいことを優先させて、社会に適応していけるよう準備をしていきましょう」という言葉が印象的でした。

 

それまで私は、娘がどうしたら普通の子のようになれるかばかり考えていました。娘は、こんな母を守って、生きにくかったと思います。

 

高木先生に出会えたことで、娘を受け入れることができた気がします。娘が安心して過ごせるよう、少しずつ環境を整えていきたいと思いました。

高木先生に自閉症スペクトラムの特性が出ているので、お医者さんに診てもらい、そこからアプローチしていった方が良いと言われたので、病院を探すことにしました。

 

場面緘黙関連のとても役に立った3冊です。

↓ 主に学校での場面緘黙サポート事例がたくさん載っています。

(その子の性格によって合う事例、合わない事例があると思います。)

小学3年からの支援級の先生にこの本を一冊お貸しして、読んでもらいました。普通級の先生は忙しいので、必要なページをコピーして面談などで渡した方が効果的だと思います。

(私の失敗談:小学1年のときの普通級の先生に、一冊まるごと貸してしまいました。お忙しそうだったので、たぶん読んでもらえてません💦)

 

↓ 場面緘黙の基本が書いてあり、初めての人にもとてもわかりやすい内容となっています。

 

↓ 学校の先生にお願いして、娘のいないときにクラスで読んでもらいました。クラスの理解が深まり、みんな娘に親切にしてくれました。でも本人の気持ちを確かめてから読んでもらった方がいいと思います。
 
(私の失敗談:必死だった私は娘の気持ちを確認しないで、先生にお願いしてしまいました。娘に嫌な思いをさせていまったかもしれません💦)
 
娘の同級生のお母さんたちや身内にも読んでもらいました。
 
なっちゃんと娘は状況が違いますが、全く場面緘黙を知らない人への理解は得られたと思います。