うさぎママの緘黙子育て日記

~場面緘黙症&不登校&繊細な一人っ子娘が何とか生きやすくなるよう日々奮闘しています~

まさか軽度知的障害!

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1学期、小学校の保護者懇談会に行った時。

担任の先生から手帳についてお話があり、中学生になってからは療育手帳は取りにくい(うちの自治体の場合)ということを聞きました。

 

これから進学の際、特別支援学校高等部を選択する時、療育手帳を取得しようと考えていましたが、急遽、小学生の今のうち申請することにしました。

 

小学2年の時に児童精神科で受けたWISCの結果がIQ78(筆談で行ったため、正しい数値でない可能性ありと心理士より言われています)。

 

うちの自治体は、療育手帳はIQ70以下で取得可能とのこと、でも最近はIQが70より多少高くても、発達障害があれば取れるケースもあると療育先や相談員さんから聞いていました。

なので、IQは70よりはちょっと高いかもしれないけど、発達障害ということで療育手帳が取れないかと思い、申請することにしました。

 

療育手帳は、児童相談所で田中ビネー知能検査で行いました。通常は検査者と子供の一対一で行うようですが、不安がる娘のため、母子同伴で実施してもらいました。

 

時間は1時間半かかりました。

 

娘は外で話せないと伝えてあったので、筆談できるように、紙とペン、指であいうえおがさせる文字ボートが用意されていました。

 

でも、娘は緊張からか、筆談は全くできず、簡単な問題でも答えられないものもいくつかありました。

 

積み木をお手本と同じように並べたり(これはできました)、

くだものや車の模型に「これはなんですか?」と聞かれ、無反応、

この本のチューリップとちょうちょどちらが何個多いと聞かれ、また無反応。

 

大人でも回答に迷うような難しい質問もありましたが、全体的には、文字ボードを指差して答えられており、初めての場所と人で、よく頑張ったと思います。

 

その結果、娘はIQ62でした。

軽度知的障害と判定され、療育手帳が交付されることになりました。

 

小学1、2年生のころはテストでよく100点も取っていたので、まさか軽度知的障害と判定されるとは思ってませんでした。

 

療育手帳を申請に行ったので、取得できてよかったものの、(IQ70くらいはあると思っていた)予想外の娘の知能の低さにショックでした😨

プチパニックになり児童相談所の検査者の方に「これからどうしたらいいんでしょうか?」と、ヒアリングのあとに相談に乗ってもらいました。

 

検査者の方には、緘黙で、本来のやり方と違うため、正確な数値は測れませんと言われました。本当はわかっていても検査に答えられない(無言・無反応)のもわからないとの判定になりますとの事でした。

 

それならやはり不安と緊張の強い緘黙の子は、数値は低めに出てしまう。

 

本当に軽度知的障害かどうかはわかりませんが、年齢の割に幼くよくわかっていないなと思うところがあるので、その可能性も多々あります。

 

親亡き後、娘が一人で自立していけるよう、軽度知的障害であることも視野に入れていろいろ準備していこうかなと思います。だとすると、療育手帳を申請してみてよかったと思います。