うさぎママの緘黙子育て日記

~場面緘黙症&不登校&繊細な一人っ子娘が何とか生きやすくなるよう日々奮闘しています~

いままで娘を傷つけてばかりだった!?

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最近気が付いたこと。

 

今まで私や夫は、

娘のマイナスな言葉に対して、優しいつもりの言葉をかけていました。

 

ごはんをこぼしただけで

娘)「私、もうだめ〜」  →  親)「それくらい大丈夫、大丈夫!」

 

 

出かける予定時間が5分遅れただけで(到着時間には余裕で間に合うのに)

娘)「もう終わりだ〜」 →  親)「大丈夫、間に合うから」

 

 

娘)(勉強がわからなくて)「私はバカだから」 →  親)「そんなことないよ。」

 

 

娘)「友だちなんてできない」  →  親)「そんなことないよ。きっとできるよ。」

 

 

娘)「私、運動神経悪いから」 →  親)「そんなことないよ。」

 

などなど。

 

なんとかネガティブワードをポジティブに切り替えようとしていました。

 

実際、このような言葉がけで娘がいい方向に切り替わったことはありません。

 

こんなとき、なんて答えたらいいのかいつも悩んでいました。

 

 

もし、私が娘だったら、なんて言われたいか?想像してみました。

 

 

本気でもうだめだと思っているときに、大丈夫、大丈夫なんて言われたら、自分を否定されたように感じるかも。

 

今まで娘のためと思って言っていた言葉が、逆に娘を傷つけていたかもしれません。

 

 

まずは娘の気持ちを受け容れる方がいいのかなと思いました。

 

 

娘)「もう終わりだ〜」

  → 親)「そうだね〜終わりだね。」

 

 

娘)「私はバカだから」

  → 親)「そうだね〜バカだよね。」

 

 

娘)「友だちなんてできない」

  → 親)「そうだね〜友だちなんてできないよね。」

 

 

娘の気持ちをそのまま受け容れるとこうなる。これじゃ違うと思うので、親は、娘の気持ちを理解しようとしていることと、具体的に大丈夫な理由を伝えられたらどうだろう?

 

 

娘)「もう終わりだ〜」

 → 親)「そうなんだね。もう終わりだと思っているんね。でも時間はあと1時間あるし、充分間に合うから、大丈夫だと思うよ。」

 

 

 

娘)「私はバカだから」

 → 親)「そうなんだね。自分でバカだと思っているんだね。でもあなたは真面目で頑張り屋さんで、お昼ご飯も自分で作れてすごいよ。勉強は苦手かもしれないけど、勉強より大切なことがたくさん出来ていて、お母さんはあなたのこと誇りに思うよ。」

 

 

娘)「友だちなんてできない」

 → 親)「そうなんだね。自分で友だちできないと思っているんだね。でももしお母さんがあなたと同じクラスだったら、面白くて絵の上手なあなたと友達になりたいと思うな。気が合う子は、必ずいるし、いつか出会えるよ。」

 

こんな感じだったら娘は納得して安心できるかな。

 

周りの状況を予測しにくく、不安が強い娘が安心できるような言葉なんて、なかなか思いつかず、難しい。。。

 

とりあえず、やってみるしかないです。

 

失敗してばかりですが、失敗して当たり前だと思い、

試行錯誤ながら、娘に合う方法を見つけていくしかないなといつも思います。

 

 

この本のおかげで娘のネガティブな言葉を肯定的に受け止め、さらに前向きな言葉に置き換えて声掛けできるようになりました。

 
 
↓ 以前書いた、本の感想がこちらです。

 

 

娘の短所を長所に言い換えたい時のアイテム。自分のいいところも見つけられます。