うさぎママの緘黙子育て日記

~場面緘黙症&不登校&繊細な一人っ子娘が何とか生きやすくなるよう日々奮闘しています~

なっちゃんの声

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場面緘黙と言えば、「なっちゃんの声」という本がおすすめです。

絵本になっていて、子どもにも読みやすいし、場面緘黙の子の気持ちが、子どもから大人までわかるように描かれています。

最後の方には、小児科医 金原洋治先生の医学解説もあり、場面緘黙とは何かがわかる一冊となっています。

 

私は、普通学級だった娘の小学1年生の時と2年生の時に担任の先生にお願いして、クラスで読んでもらいました。お願いしたのは担任の先生にだけですが、学年の4クラス全部で読んでくれたそうです。本当は娘と話し合ってやりたかったのですが、娘は何もかも嫌だというので、こっそり先生にお願いしました。

 

周りの理解がないと娘の学校生活が厳しくなると思ったからです。

 

娘のいないときに、クラスで先生に読んでもらいました。クラスの中には、感動してお手紙をくれた女の子もいたし、男の子もみんなとても親切にしてくれました。

でもまだ低学年の子たちです。絵本を一冊読んだくらいで理解するのも難しく、相変わらず「娘ちゃん、なんで話せないの?」と聞いてくる子もいました。

 

娘の了解なしでクラスで絵本を読んでもらって、これでよかったのかどうか今でも悩みます。でも娘が感じている想像を絶するような恐怖・不安・緊張を周りに理解してもらなければ、場面緘黙の子が、生きにくいのも事実だと思います。