うさぎママの緘黙子育て日記

~場面緘黙症&不登校&繊細な一人っ子娘が何とか生きやすくなるよう日々奮闘しています~

病院 美容院でどうしよう?

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娘を病院や美容院に連れて行くと、お医者さんや美容師さんは娘に話しかけてくれます。そんな時は、娘はいつも下を向いて固まってしまうので、母親の私が代弁することになります。

 

場面緘黙でも、全然知らない大人やお医者さんには話せる子もいるので、少しうらやましいです。

 

さいころは親が代弁していても変に思われませんでしたが、小学生くらいになると、お医者さんも美容師さんも返答のない娘に「あれっ?」と不思議そうな顔をされるようになりました。

 

今までかかっていた歯医者や耳鼻科、美容院は、娘が場面緘黙になる前から通っていたので、伝えるタイミングがなく特に言ったことはありませんでした。

かかりつけの小児科に診断書を書いてもらうときに言ったことはありますが「場面緘黙って何?」と言った感じでした😢その時の記事はコチラ↓

 

kanmokukosodate.hatenablog.com

 

歯医者さんや耳鼻科で診察中に、娘の前で「この子話せないので・・・。」なんて言うと娘は嫌がるし、「私話せない子なんだ」と娘の自尊心も低くなるし、どうしようかなーといつも悩んでいました。

 

ある時、斜視の疑いで要検査になり(検査結果は問題なしでした)、大学病院へ行くことになりました。目の検査は、「右」とか「左」とか本人が言わなくては行けないので考えました。

カルテが入ったファイルに

「娘は発達障害のため外で話すことができません。うなずきや指差しで意思表示できます。ご配慮いただけますようお願いします。」

と書いた大きめの付箋を貼り、受付に出しました。

 

場面緘黙のためと書きたかったのですが、あまり理解してもらえないと思い、「発達障害のため」と書きました。

 

いろんな障害のある方が来る大きな病院なので、受付の方も普通に「はーい。わかりましたよ。指差し、うなずきなら出来るんですね~。」と優しく接してくれました。

 

検査の時も、すべて指差し、うなずきだけできるようにしてくれました。

 

それ以降は、どこに行くにしても付箋を持ち歩くことにしています。病院で受付の時にさっと出せば配慮してくれます。

 

こういう時ヘルプマークを娘に持たせておけば、困ったときに役立つなあと思いました。ヘルプマークは念のためにと思って、だいぶ前にもらっておいてありました。市役所の障害福祉課で「ヘルプマーク下さい」と言えばすぐにもらえました。

ただ、今は、娘がヘルプマークを持ち歩くのを嫌がるため持たせていません。常に行動は私と一緒なので困り感もないようです。

 

ヘルプマークとは・・・義足や人工関節を使用している方、内部障害や難病の方、または妊娠初期の方など、外見からは分からなくても援助や配慮を必要としている方々が、周囲の方に配慮を必要としていることを知らせることで、援助を得やすくなるよう、作成したマークです。(東京都福祉保健局より引用)

 

美容院でも試してみたかったのですが、まだできていません。小学校に入ってから、娘は聴覚過敏が強くなってドライヤーの音が怖くなり、昨年から美容院に行けなくなったからです。カットは、私が家でしています。あまりうまく切れないですが💦

 

いつか娘に話す意欲がでてくれば、病院や美容院は話す練習場所になると思います。そんな日が来ればいいなと思います。