うさぎママの緘黙子育て日記

~場面緘黙症&不登校&繊細な一人っ子娘が何とか生きやすくなるよう日々奮闘しています~

場面緘黙の克服の仕方②

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先日、療育の心理士の先生と面談してきました。

 

娘の性格のこと、これからの療育のこと、いろいろ相談できました。

参考になる意見をもらえた気がします。

 

まず娘のあまのじゃくな性格を相談してきたのですが、これは、

社会性の刺激に対する過敏さがあるため、不安を回避しようとして、無意識に、自分の思ったことと反対のことを言うことはよくあること

とのことでした。なるほどと思えました。

 

お腹が空いているときは、「わたしもうお腹いっぱい」

嫌いなビーマンが食卓に出たら(怒りながら)

「わー、わたしピーマン大好き、うれしい!」などと

娘は思ったことと反対のことばかり言うので、困っていました。

私は娘に「素直に自分の気持ちを言うんだよ」と繰り返し伝えていましたが、この一言も娘に過剰な刺激を与えていたのだと思います。

 

娘を刺激しないよう間接的な対応がいいとのこと。

例えば、娘から視線を外し、

「娘ちゃん、お腹が空いたんだってね。何か食べたいものあるのかな~」

と横にぬいぐるみを置いて、ぬいぐるみに話しかけるのがいいでしょうとのことでした。

 

 

早速家に帰って、娘の目をあまり見ないようにし、ダイニングテーブルの椅子に

くまのプーさんのぬいぐるみを置きました。

学校とお風呂が嫌だという娘に、

「プーさん、学校やだよねー、風呂なんて面倒くさいよねー」とプーさんに言ってみました。

 

その後、今まで話したいと言ったことがない娘が、テレビを見ながら、「大人になって、いろんな言葉を知って、話してみたい」と言いました。

不安の刺激を減らした効果で、話したい意欲がもう出た!と喜んでしまいました。

ただの偶然だと思いますが・・・。

心理士の先生の意見を参考に、効果があってもなくても、これからは不安となるような刺激を与えず、娘が安心して過ごせるよう試行錯誤していきます。