娘は、毎年の夏祭りを楽しみにしています。昨年と今年は、コロナ禍で中止になりとても残念そうにしています。
ある日の夕食時、夏祭りの話になり、主人が、
「お父さんは、子どものころ、夏祭りは友達と一緒に行ったりしていたよ」と
話したところ、娘は、
「私は、一人で行く!一人で、お化け屋敷行って、一人で金魚すくいして、一人でかき氷食べるもん。友達出来ないもん!
私はゼッタイ友達出来ないし、結婚もできない!」
と言い出しました。
小学1年くらいから「私はゼッタイ結婚しない」と宣言をしています。
結婚はいいにしても、友達もかあと思ってしまいました。
娘は自分には友達も結婚相手も作れるはずがないと思っているのかなと思いました。
外で話せない自信のなさ、人とコミュニケーションが取れない自信のなさからの発想なのかなと思います。
本当は友達が欲しいのに、その裏返しの言葉に聞こえました。
「そんなことないよ。友達も結婚相手も、娘が作ろうと思えばいくらでもできるんだよ。ゼッタイ大丈夫だから」
としか、言ってあげれませんでした。
娘になんとかして自信をつけさせて、これからの未来は思っているよりも、もっと明るいんだよと伝えたいです。場面緘黙は、多くの人が克服している症状だと経験者の方から聞きました。頑張れば、話せるようになって、未来はいくらでも変えられる。あきらめなくていい。そして娘に合う人は、今の小学校にはいなくても、世界のどこかには必ずいるよ、そう思ってくれたらいいなと思います。
世界にはいろんな人がいて、もっともっと広いんだよと。