夏休みが終わり、2学期が始まろうとしている中、娘は不安が高まっているのか、またイライラしています。
私の「もうそろそろテレビ終わろうか?」との一言にキレる有様です。
「はっ?今何て言った」から始まり、「全部私が悪いんだー!」と泣いて叫んで、私を叩いてきたり、胸倉をつかまれた時もあります。娘の負の感情に巻き込まれないよう、ググっと自分の感情を抑えるようにしています。でもムリな時はムリー。
ケンカになってしまいます。
挙句のはてに「私、小学校卒業したら家を出て、働く!」と小3の娘は言いました。
こんな時は、そうしてくれ!とついつい言ってしまいます。
またやってしまったと反省しながら、
「ネガティブな感情を持つこと自体は、とても健全なこと」という長岡真意子さんの言葉を思い出し、
今度は癇癪をほめてみることにしました。
ある日プールに行った帰り、疲れたのか眠かったのか、娘はイライラし始め、車の中でガタガタ言い始め、またグズグズ癇癪が始まりました。
今回は、冷静になって「そんなに自分の気持ちが出せて、すごくいいね。もっと泣いても叫んでいいんだよ。今はたくさん自分の気持ちを出して、大人になるまでに気持ちの出し方を変えていければいいね。」
と言ったところ、キョトンとした顔になり、癇癪はすぐ治まりました。
娘は1歳くらいからひどい癇癪もちで、当時発達障害の特性など全くわからなかった私は、娘の癇癪がおこるたびに「イチイチ泣くな!」と怒鳴りつけていました。大体10分くらいで治まっていたのですが、私の怒鳴りつけのせいで1時間くらい泣き叫んでいたこともあります。自分の気持ちをうまく言い表せない不安からくる癇癪だとわかったのは2年くらい前のことです。
それからは癇癪の対応を本やネットでいろいろ勉強し、子どもの気持ちを代弁する、離れてクールダウンさせる、深呼吸するなど試しましたが、娘には何の効果もありませんでした。
癇癪をほめられてびっくりしたのか、自分の気持ちを受け入れられて安心したのか、ただ単に「お母さんは何を言っているんだ」とあきれられただけかわかりませんが、うちの場合は、癇癪をほめるとすぐ治まりました。
今度から癇癪があったりイライラされたら、どんどん娘をほめていこうと思います!
娘の感情をすべて受け入れることで、娘が安心して、娘の話したいという意欲が高まればいいなと思います。