うさぎママの緘黙子育て日記

~場面緘黙症&不登校&繊細な一人っ子娘が何とか生きやすくなるよう日々奮闘しています~

今できること

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外で話せない、話す意欲が全くない娘のために、親としてできることはないか日々模索中です。娘の感覚過敏を和らげるのに、あらゆることをやってみています。

 

・トランポリン・・・ネットに子供の脳の発達によいと書かれていたので、試しに購入。

 効果・・・ 脳の発達によいかわからないけど😓、外出したがらない娘の体力作りと 最近太りがちな私のダイエットに役立ってます!5分のジャンプで1kmのランニングに相当するとか! 

 

・ハンモック・・・療育の先生に、リラックス効果ありますと言われたので、試しに購入。

 効果・・・最初は揺れるのが楽しくて遊んでいた娘だけど、一回ハンモックから落ちてしまい、怖くなって乗らなくなってしまった💦でも、キャンプにも持っていけるし、私の腰痛がよくなった。腰痛に効果大。大人が乗っても心地よいです。癒されます。家で使うには、ちょっと場所を取るけど、折り畳み式だから大丈夫。

 

・コンプリメント・・・1日3つ以上子どもをほめて、自信を持たせるトレーニング法

 効果・・・娘は褒めるとプレッシャーになってしまうらしく、途中でやめてほしいといわれやめました。ほめて自信がつく子もいるけど、娘には合わなかったみたい💦

 

 ・母におんぶ・・・子供をおんぶして、-1歳、0歳、1歳、2歳~と子供の年齢までを数える。「愛着障害」の解消になるらしい。

 効果・・・よくわからない。おんぶされるのが楽しそうなので毎日やっています。

・金魚体操、蹲踞(そんきょ)、足マッサージ・・・賛否両論ある花風社さんの本を読んでやってみました。娘は楽しくもないし、気持ちよくもなさそうなのでやめました。あまり効果は感じられない。

・ホットアイマスク、つなひき・・・これも下の本を読んでやってみました。気持ちいい、楽しいというので、やっています。よさそうな感じ。 

ネットや本で読んだよさそうなものを、片っ端からやってみています。

 

 

あとは娘の興味の幅を広げるために、娘の好きそうなことを見つけ、挑戦させています。

・もの作り(とんぼ玉、オルゴール、スイーツデコ)www.karuizawa-arms.com

kawaguchikomusicforest.jp

 

・宝石探し体験

report.iko-yo.net

 

・おばけ、妖怪の本や映画を一緒に見る

・川、プール遊び

・本の読み聞かせ

 

何をやっても効果があったー!というものはまだ見つかりませんが、娘の好きなものが見つかって、人と交流したい、話したいと思えるようになってくれればいいなと思っています。

 

 

 

 

落ち着いている夏休み

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夏休みに入って2週間ほどたちました。

娘は、午前中は宿題のドリル、進研ゼミを自分でやり、

午後は自分で予定表を作って、

 

月曜日ーお絵かき

火曜日ーぬりえ

水曜日ー英語の勉強

木曜日ー映画鑑賞

金曜日ーパソコンでアバターで遊ぶ

 

と、勝手にやっています。

昨年まではずっと両親と遊びたがっていましたが、

今年は一人でたんたんと遊んでいます。

子どもって成長するんだー😢(感動)

 

癇癪がひどかった幼稚園の頃には、こんな日が来るとは思いませんでした。

 

今でも宿題でちょっとわからないときは、相変わらず怒って泣いています😰

漢字の読み方がわからないー😠とか、

絵日記の日付はいつの日にちを書くの(旅行に行った日?絵日記を書いた日?)など。

本当にささいなことばかりです😅

 

不安のせいで怒ったり泣いたりしてしまうのは、わかっているつもり。

なのに、やっぱり

「なんで、そんなことでいちいち泣くの!」

とついつい怒ってしまう私。

 

あーまた、怒ってしまった。

でも私もがまんしないように、

少しずつ感情を吐き出しながら、うまくやっていきます。

 

でも相変わらず、誰とも交流したがらず、外にも出ません。

友達は要らないようで、友達は一人もいません。

運動不足解消のため、トランポリンとパンチングを購入し、

親子でやっています。

娘の感覚統合と私のダイエットに効果期待!

あっという間に夏休み

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あっという間に1学期が終わりました。

完全不登校の4月はどうなるかと思っていたけど、無事少しずつ登校できるようになってよかったです。2学期はまたどうなるかわかりませんが、繊細で不安な娘の負担をかけないよう焦らず、やっていきます。

娘は終業式は行かないというので、放課後に登校しました。初めてもらう支援級の通知表。点数での評価ではなく、できたことが文章で書かれていました。

 

娘もうれしそうでした。

 

これから長い夏休みを、どう過ごそうか迷いますが、娘は不安がなくなりホッとしています。これからしばらく機嫌がよさそうです。その分、8月の終わりから、また娘は登校への恐怖でイライラしたり泣き叫びそうで、どうなるか想像すると怖いですが、機嫌のいい夏休みを楽しもうと思います(^^♪

かんもく相談室3回目

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今週は、長野大学高木先生との面談でした。

小学1年生の時から、年に1回ずつこれで3回目です。

 

朝早くに起きれば、自宅から長野大学まで日帰りで行ける距離なのですが、

早起きするとまた娘がイライラするので、

なるべく負担をかけないよう、家族で観光がてら軽井沢で前泊することにしました。軽井沢は雨だったけど、雨でも楽しめるプランを探して楽しんできました。娘がやりたがっていたとんぼ玉や工作体験をしてきました❤

 

www.karuizawa-arms.com

 

www.princehotels.co.jp

 

翌朝9時、軽井沢から長野大学にある上田市に向かって出発しました。

 

日本で数少ない場面緘黙の研究者と直接話せる貴重な時間です。

効率よく質問するためにA4用紙一枚に最近の娘の様子と

聞きたいことを箇条書きにして書いていきました。

 

長野大学まではナビでスムーズに行けたのですが、大学内の研究室まで行くのに迷ってしまいました。学生さんに聞いたり、大学構内の地図を見ながら、なんとか研究室に行けました。でも娘が研究室の前で影に隠れ、固まってしまい💦

自分のことを話されるのが嫌なんだろうなー、長野大学に来るのが不安だったんだなー。それでずっと怒ったり泣いてたんだなー。

 

母親の私一人で、高木先生と心理士の臼井先生に相談しました。

娘は主人と車の中で待つといいます。高木先生は娘にやさしく

「車の中で待っててね~」と言ってくれました。

 

相談は1時間半くらいでした。

学校の先生の方針も合っているし安心できる環境はできているので、

これからも現状維持であせらずやっていきましょうとのことでした。

このまま元気がたまっていくので、そこからプラスアルファになるよい刺激を

(人とのかかわり、資格をとるなど)与えていきましょうとのことで、

たくさんのアドバイスを頂けました。

 

最後は車まで臼井先生とわざわざ来てくれ、娘に声をかけてくれました。

高木先生、臼井先生、本当にありがとうございました。

 

 

 

昨年も寄った上田城内の眞田神社で、娘は2年連続大吉のおみくじを引きました!

私は、昨年は小吉、今年は末吉😞・・・。来年は私も大吉でありますように笑。

 

機嫌の悪い一週間

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今週の娘は機嫌が悪い日が続きました*1

久しぶりに「ぎゃっー」と泣き叫んだり、

自分の頭を叩いたり、自分のことを「私バカだから」と言ってみたり・・・。

何か不安なことがあるとこんな状態になります。今回はその不安の原因がわからず、

いつも通り「泣いていいよ、怒っていいよ、大丈夫、大丈夫」と言い続けました。

 

すぐに治まったものの、これがASD自閉症スペクトラム)の特性かなと思いました。他には、人とコミュニケーションがうまくとれない、自分の気持ちを言い表せない、作文・絵など自分を表現するものが苦手、聴覚過敏、人の多いところが苦手。

 

でも人の気持ちはわかるし、気が利くし、切り替えは早いし、こだわりもあまりないし、これが診断されるほどではないけどグレーゾーンと言われるものなの?と思います。医者に診断するほどではないけど、自閉(ASD])の傾向はあるねと言われたことはあります。私もそんな感じがします。診断あってもなくても、育てにくいです( ;∀;)
娘も生きづらいと思います😢

 

お医者さんの言う通り、ASDの特性がベースにあり、人間関係の失敗体験が積み重なり、場面緘黙になったのだなと思います。

 

療育の心理士の先生は、成功体験の積み重ねで特性が変わるようになる(本当かなーと思いつつ)と言ってくれたので、今はそれを信じてやっていこうと思います。

その成功体験がむずかしいのですが、それがEテレ6月28日放送の

www.nhk.or.jp

↑こういうことかなと思います。前向きになれた番組でした。

*1:+_+

敏感っ子を育てるママの不安がなくなる本

いままで読んだ本で一番よかったなと思った本が「敏感っ子を育てるママの不安がなるなる本」という本です。娘の気質にとても合っていました。

これは5人のお子さんが全員HSC(Highly Sensitive Child 敏感っ子)という子育てコンサルタント&ライターの長岡真意子さんという方が書いた本です。

敏感な子を理解して長所を伸ばす育て方が書かれていました。

 

 

私が印象に残ったのは、

・「敏感さ」はその子を成長させてくれるギフト

・敏感っ子には「突き放す」と「守り切る」の”間”の対応をする

・ネガティブな感情を持つこと自体は、とても健全なこと

・子どもについてネガティブな言葉が浮かんだときは、その言葉を

「リフレーミング」(別の角度からとらえること)してみる

  シャイ 怖がり   → 感受性豊か

  内気 臆病     → 思慮深い

  神経質 気にしすぎ → 注意力が高い

  泣き虫 弱虫    → 優しい     などなど

・好き、得意、夢中になれるものを作る

・子どもの味方になり、安全な基地、充電場を築く

・子どもの「できていないこと」ばかり見るのはやめよう

・敏感っ子の子育てがラクになるお母さんのセルフケア

敏感っ子を育てるママの不安がなくなる本より 

という言葉です。

 

娘の癇癪の対応に悩んでいた私は、とても助けてもらいました。

癇癪や娘のネガティブな言葉への捉え方が変わり、マイナスなことでも、「自分の気持ちを出せてていいね!」と娘を褒められるようになりました。おかげで娘の癇癪もだいぶ減り、娘も私も、以前とは比較にならないほど穏やか過ごせるようになりました。

 

場面緘黙児への対応は、一人ひとり性格や気質が全然違うので、一概にこうすればいいという方法はなく、いろんな情報からその子にあったものを見つけてあげればいいなと思いました。

 

場面緘黙の克服の仕方②

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先日、療育の心理士の先生と面談してきました。

 

娘の性格のこと、これからの療育のこと、いろいろ相談できました。

参考になる意見をもらえた気がします。

 

まず娘のあまのじゃくな性格を相談してきたのですが、これは、

社会性の刺激に対する過敏さがあるため、不安を回避しようとして、無意識に、自分の思ったことと反対のことを言うことはよくあること

とのことでした。なるほどと思えました。

 

お腹が空いているときは、「わたしもうお腹いっぱい」

嫌いなビーマンが食卓に出たら(怒りながら)

「わー、わたしピーマン大好き、うれしい!」などと

娘は思ったことと反対のことばかり言うので、困っていました。

私は娘に「素直に自分の気持ちを言うんだよ」と繰り返し伝えていましたが、この一言も娘に過剰な刺激を与えていたのだと思います。

 

娘を刺激しないよう間接的な対応がいいとのこと。

例えば、娘から視線を外し、

「娘ちゃん、お腹が空いたんだってね。何か食べたいものあるのかな~」

と横にぬいぐるみを置いて、ぬいぐるみに話しかけるのがいいでしょうとのことでした。

 

 

早速家に帰って、娘の目をあまり見ないようにし、ダイニングテーブルの椅子に

くまのプーさんのぬいぐるみを置きました。

学校とお風呂が嫌だという娘に、

「プーさん、学校やだよねー、風呂なんて面倒くさいよねー」とプーさんに言ってみました。

 

その後、今まで話したいと言ったことがない娘が、テレビを見ながら、「大人になって、いろんな言葉を知って、話してみたい」と言いました。

不安の刺激を減らした効果で、話したい意欲がもう出た!と喜んでしまいました。

ただの偶然だと思いますが・・・。

心理士の先生の意見を参考に、効果があってもなくても、これからは不安となるような刺激を与えず、娘が安心して過ごせるよう試行錯誤していきます。

なっちゃんの声

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場面緘黙と言えば、「なっちゃんの声」という本がおすすめです。

絵本になっていて、子どもにも読みやすいし、場面緘黙の子の気持ちが、子どもから大人までわかるように描かれています。

最後の方には、小児科医 金原洋治先生の医学解説もあり、場面緘黙とは何かがわかる一冊となっています。

 

私は、普通学級だった娘の小学1年生の時と2年生の時に担任の先生にお願いして、クラスで読んでもらいました。お願いしたのは担任の先生にだけですが、学年の4クラス全部で読んでくれたそうです。本当は娘と話し合ってやりたかったのですが、娘は何もかも嫌だというので、こっそり先生にお願いしました。

 

周りの理解がないと娘の学校生活が厳しくなると思ったからです。

 

娘のいないときに、クラスで先生に読んでもらいました。クラスの中には、感動してお手紙をくれた女の子もいたし、男の子もみんなとても親切にしてくれました。

でもまだ低学年の子たちです。絵本を一冊読んだくらいで理解するのも難しく、相変わらず「娘ちゃん、なんで話せないの?」と聞いてくる子もいました。

 

娘の了解なしでクラスで絵本を読んでもらって、これでよかったのかどうか今でも悩みます。でも娘が感じている想像を絶するような恐怖・不安・緊張を周りに理解してもらなければ、場面緘黙の子が、生きにくいのも事実だと思います。

 

 

場面緘黙の克服の仕方

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昨年のコロナ休校明けから、突然娘の不登校が始まり、今年の5月から少しずつ登校できるようになりました。そして今週も無事?2時間×3日登校できました。少しでも登校できたことに感謝しつつ、行ける日にちが増えていかないのが心配です。

 

親がつい焦りがちですが、ここは気長に、本人が登校したいというまで待とうと思います。ずっと登校したいと言わないかもしれませんが('ω')ノ

 

最近、場面緘黙の克服として、たどり着いた答えは、

好きなことをして、自信を持たせる!

ただこれだけです。外で話す意欲がない娘にやれることはほぼありません。

 

まず話したい意欲を作ることをやっていこうと思います。

 

話す意欲があれば、今月高木先生が出された本のようにいろいろできることがあると思うのですが。。。今はまだその段階ではなく、安心できる環境と楽しめることをまず第一に考えています☺

 

 

 

月曜日は不安?

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今年3年生になってから支援級に転籍したものの、4月は完全不登校、5月から少しずつ学校に通えるようになった娘です。学校へ行くようになってから、毎週日曜の夜は、「あーもう日曜が終わっちゃう~」と言うのが娘の口癖になりました。

俗にいう「サザエさん症候群」です。小3なのに~(+_+)。

 

学校が不安で仕方ない様子。私からすると2時間しか行かないのに(娘にとっては2時間も!かもしれない)、不安なら行かなくてもいいよと言っているのに、本人は行きたい、行かなくちゃとの思いがあるみたいです。

学校に行ってしまえば、帰ってきても普通だったり、楽しい授業の後だと鼻歌を歌っているときもあります。

 

学校に行くまでの恐怖といった感じです。この不安は、HSC(「Highly Sensitive Child」の略で、「人一倍敏感な子」という意味)からくるものか、ASD自閉症スペクトラム)傾向からくるものなのか、医者に聞いても、本を読んでも、よくわかりませんでした。でもアプローチとしては、娘はASDよりHSCのやり方の方がうまくいきます。

医学的なことは、私ただの専業主婦なので、難しいことがわからず(;^ω^)

 

昨日の月曜日の朝も、娘は朝ごはんを食べた後、「梅干しが床に落ちた。丸ごと落ちた。一つも食べていない!」(本当は梅干しちゃんと食べてます。)と訳のわからないことでイライラし始め、うっすら涙を浮かべ始めました。八つ当たりです。

 

こういう時は、必ず不安なことがある時です。今はいろいろ勉強して、娘の気持ちを察することができるようになりました。以前はなぜ娘がいきなり不機嫌になったり、泣き出すのかわからず、私は、「そんなことでいちいち泣かない!」と娘を𠮟りつけていました。

 

いままで読んだ本やネットで読んだ記事(これから少しずつ紹介していきたいと思います)を参考に、

「そっかー、学校不安なんだよね。」と怒らず娘の気持ちを代弁してみます。

でも娘は、

「ちがう!梅干し落ちて食べれなかっただけ!」

と不安の気持ちを隠そうとします。親に不安なことを知られたくないのでしょう。

 

「そうか、梅干し落ちたんだね。でもお母さんは、あなたの不安な気持ち大事だと思うよ。不安だからこれからのこと準備できるし、不安なあなたもお母さん好きよ。」

などなど、不安を解消できるよういろいろ試していきます。

母にガタガタ言われて、めんどくさいと思ったのか、娘はその後黙って学校へ行き、

普通に帰ってきました。

 

ただ娘の気持ちを傾聴すればよかったのかもしれない、代弁しすぎるのもよくないなと思いつつ、またガタガタ言ってしまったことを反省。

 

でも学校へ行けたからよかった。完全不登校な時期より、少しでも学校へ行っているときの方が機嫌がいいから、本当は学校へ行きたいんだと思います。

 

何がいいかわからないけど、失敗ばかりだけど、娘が少しでも生きやすくなるよう試行錯誤するだけです。

 

 

支援級の授業風景

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4月は完全不登校でしたが、5月から少しずつ登校できるようになり、
今週も2時間ずつ毎日登校できました!

図工、国語、算数など娘が興味あるものからの参加です。

 

図工は、娘の不安をなくすため、前日に何をするか先生に聞くようにしています。

(1回次に何をするか聞き忘れたら、前の日の晩、家で不安のため泣いてしまいました( ;∀;) そんなことでなぜ泣くの?と思ってしまいましたが・・・予定がわからないと不安な繊細娘です('ω'))

 

国語はトークゲームやなぞなぞクイズをみんなでやってから、そのあと個別に教科書を音読したり、漢字ドリルをしています。娘は学校で話せないので、黙読です。

 

算数は、百玉そろばんで1~100までみんなで数え、10の合成を(1と9で10、2と8で10など)またみんなで百玉そろばんを見ながら復唱します。

そのあと時計の見方をその子に応じて質問しながらやります。

それから個別に教科書やドリルの勉強が始まります。

 

毎回パターンが決まっているので、安心して勉強できるようです。

支援級は、1年生から6年生までみな同じクラスで勉強していますが、

その子の能力に応じてやってくれるので、ほぼ個別指導です。

 

このやり方が娘に合っていたらしく、今まで指を使って計算していたのが、

頭で計算できるようになりました。計算も早くなりました。

百玉そろばんがわかりやすいのかな。家でも購入して使っていましたが、

私の使い方が悪かったのか、あまり興味持ってくれませんでした。

さすが学校の先生、教え方が上手です!

 

理科と社会は、交流級(普通学級)に行かないと受けれません。

人が多い教室に入れない娘は、理科と社会は、自宅で進研ゼミで学習してます。

 

 

学校へ行けるようになった!!!

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最近落ち着いた時間がなく、ブログを書く余裕がありませんでした。

 

実は、不登校の娘が登校できるようになったのです!!!

 

娘は、2年生から教室に入れなくなり、放課後登校を続けていました。

3年生なって、支援級に転籍したものの、4月は行く気にならず、午前中は家で進研ゼミで勉強したり、午後からゴロゴロしたり・・・。

 

始業式は、私一人で教室に行き、教科書を受け取りに行ってきました。

かなりむなしかったです(+_+)

 

私はもう不登校を覚悟し「お母さんが勉強教えるぞ!」と意気込んだところ、親から勉強は教わりたくないようでケンカになってしまい・・・。

 

もう「お母さん知らない。勝手にしたら」と数日放置したところ、今度はひまでひまで時間を持て余すようになりました。そこで「じゃあ、学校でも行ってみようか」と誘ってみたところ、毎日2時間だけ登校することに成功しました!

 

5月は、授業が終わるまで私が廊下で待機していましたが、6月からはそれも要らないと言うようになりました。

 

少人数のクラスでほぼマンツーマンの授業です。落ち着いて勉強できているようです。

 

支援級なら安心できるようです。これからまたどうなるかわかりませんが、ひとまずよかった。ありがとうございます☺

 

 

やったこと⑩LINEオープンチャットに参加してみる

 

 

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やったこと⑩LINE オープンチャットに参加してみる

 

コロナ禍の中でかんもくネットのおしゃべり会がオンラインになりました。

その一つに参加したところ、緘黙パパさんという方が参加されていました。

そして、その方のブログを見てみました。

そのブログには、緘黙パパさんの娘さんの様子が書かれており共感することが多くありました。

 

そしてブログの下の方には LINE のオープンチャットというものがあると書いてありました。

 

LINE は今まで使っていたのですが、オープンチャットというものは知りませんでした。

 

試しに早速登録してみることにしました。

 

オープンチャットの参加方法は簡単です。

 

LINE を開いて、参加したいオープンチャットの部屋に参加するのボタンを押すだけです。

 

ここに本にもネットにもないすごい情報があるなんて思いませんでした。そしてこんなにも多くの仲間達がいるなんて思いませんでした。

 

いまこうやって心穏やかに過ごせるのもこのオープンチャットのおかげです。

 

やったこと⑨放課後等デイサービスへ通う

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やったこと⑨放課後等デイサービスへ通う

放課後等デイサービス

6歳~18歳までの障害のあるお子さんや発達に特性のあるお子さんが、放課後や夏休みなどの長期休暇に利用できる福祉サービスです。
個別の発達支援や集団活動を通して、家と学校以外の居場所やお友だちをつくることができるので“障害児の学童”とも表現されます。

・・・夢門塾 発達情報室

放課後等デイサービスってな~に? | 放課後等デイサービス夢門塾より引用

 に行った方がいいと担当医から言われて、近隣のサービスを探しました。

 

 娘は、集団だと緊張して固まってしまうので、個別で指導してくれるところを所を探しました。

 

まずリタリコという教育サービスを提供してくれる会社に聞いてみました。

litalico.co.jp

 

 

電話で聞いてみるとキャンセル待ちが3桁ということでした。空きは何年後になるか分かりませんが待ちますか?と聞かれ断ってしまいました。

 

次に聞いたところが、今通っている個人経営の放課後等デイサービスです。

 

メールで問い合わせすると、娘の状況を詳しく聞いてくれ面談することになりました。市役所からの受給証が必要だということで、市役所にも問い合わせました。

 

受給証もらうには、診断書が必要でした。

通っていた児童精神科医では、診断書は2ヶ月待ちでした。担当医に会いたくなかったのと、早く療育を受けたかったので、たまたま娘の腹痛で行った近所の普通の小児科医に、「こんな診断書書いてもらえますか?」とお願いしてみました。「いいですよ」との返事だったので、児童精神科で言われたとおりに「場面緘黙症、放課後等デイサービスの通所が有効」とその場で書いてもらいました。でもその小児科医は、「場面緘黙症って何?」って感じでしたΣ(・□・;)

 

一般の小児科医も知らないなんてー。場面緘黙症ってそんなにレアだったのか😢

診断書は、児童精神科だと2か月待ちで5,500円でしたが、近所の小児科医はその日のうちに3,000円で書いてくれました。よかった~。

 

 

市役所では、娘との面談もあり、

また相談事業所というところとも、面談や契約し、

市役所の審査を経て、2ヶ月後にやっと受給証がもらえました。

 

受給証を発行してもらうのも一苦労でしたが、 

これでようやく放課後等デイサービスに通うことができました。

 

放課後等デイサービスは週1回通うことになりました。

 

親の要望と放課後デイサービスの指導員との話し合いで、療育の内容を決めていきました。

 

もっとカリキュラムみたいなものがあると思っていたのですがほとんどオーダーメイドでした。

 

これでいいのかどうかよく分かりませんが、とりあえず試行錯誤するのみです。放デイでは、娘がやりたがっていた箱庭療法的なものをまずやってもらうことにしました。

やったこと⑧また病院へ行く

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やったこと⑧また病院へ行く

長野大学高木先生のかんもく相談室で相談してから、高木先生のアドバイス通りに、また娘を病院で診てもらうことにしました。

療育センターに、近隣の病院を教えてもらって、新しい病院に行くことになりました。

そこは療育もやっている児童精神科です。

 

2回目の診察で、WISC検査が筆談で行われました。初めて会った心理の先生から、コロナ対策で、個室のドアを少し開けて行ったため、周りの子どもの声がギャーギャーうるさい中で行われました。

あの環境だったら、普通の子でも集中できないと思います。不安感の強い娘は相当緊張したと思います。配慮が全くない病院だと思いました。

 

筆談で行ったためか、環境が悪かったせいか、それが本当の数値だからか、わかりませんが、結果は知覚推理とワーキングメモリーは平均近くでしたが、言語理解と処理速度が軽度知的障害にい近い数値でした。WISC検査の平均値もやや低め。

あまりのショックで、その後半年くらい落ち込みました。

 

それから3ヶ月に1度の担当医の診察と、心理療法を受けることになりました。

 

しかし!担当の院長先生は、診察中寝てたり、うつ病だとか脳に傷が入っているとか、言ってきました。さらに子供には見向きもしない、すぐに薬をすすめてくる、「こうなったのもお母さんがこの子をお尻ぺんぺんして叱ったからだよ」と言われ、あまりにひどいものでした😡こんな病院なんてすぐにやめればよかったのですが、心理療法を受けてみたかったので10か月ほど通院してみました。

 

心理療法は、プレイセラピーを中心としたものでした。娘はゲームを楽しんでいて、楽しそうにはしていましたが、特に変化はありませんでした。もっと長期間通えば効果があったのかなー、今でも疑問です。

 

 

放課後等デイサービス(※1)に通った方がいいと担当医に言われたので、市役所へ行っていろいろ手続きをして、受給者証(※2)を発行してもらい、通い始めました。

安心できる場所づくりなら放課後デイがあるし、担当医との診察が苦痛だったので、「遠方に引っ越すことになりました」と適当な理由をつけて、この病院はやめることにしました(あとで知ったことなのですが、院長はかなり評判の悪い先生でした😢)

今は知識を得て、いろいろ分かってきたのですが、

場面緘黙に詳しい病院や医者などは、日本国内ではほぼないようです。

やはり親がもっと勉強せねば!いい勉強になりました。

 

※1)放課後等デイサービス:6歳~18歳までの障害のあるお子さんや発達に特性のあるお子さんが、放課後や夏休みなどの長期休暇に利用できる福祉サービスです。個別の発達支援や集団活動を通して、家と学校以外の居場所やお友だちをつくることができるので“障害児の学童”とも表現されます。

・・・夢門塾 子ども発達情報室

放課後等デイサービスってな~に? | 放課後等デイサービス夢門塾より引用

 

※2)受給者証:福祉サービスを利用するために市町村自治体から交付される証明書です。放課後等デイサービスは療育手帳を取得していない児童さんでも、受給者証があれば利用することができる福祉サービスです。

 

・・・夢門塾 子ども発達情報室

「受給者証」ってな~に? | 放課後等デイサービス夢門塾より引用